津波復興住宅からの転出 [2006年03月11日(Sat)]

タイ・カオラックの津波復興住宅で作られている民芸品の電話打ち合わせをしていてわかったのだが。
どうも、民芸品工場のリーダー格の一人が、復興住宅を出て、田舎に帰ることになったらしい。

私は、ついに・・・と思った。
同時に、自分の無力感も感じた。

災害で家と仕事を失った場合、家がいくら直っても、仕事がない限り、そこで生きていくことは出来ない。
カオラックに観光客がもどって来たり、復興住宅で働く人の作ったものが売れてゆくなどしないと、そこに住んでいる方は暮らすことが出来ないのだ。
まだ、このリーダー格の方の場合、田舎に帰ることが出来るだけマシなのだが。田舎に帰るわけにもいかない人は、どうしようもないのだ。
もしかすると、いまここに住んでいる人の事情を察して、自ら口減らしをしようと、田舎に帰ることを決意した可能性もある。体力のあるうちに出て行かないと、共倒れするからだ。
そして、このままずっと、経済が沈滞すると。せっかく作った復興住宅もゴーストタウンになる可能性もある。
今は、復興の建設ラッシュでそれで食っているが、それが終わったとき、さらに経済は悪くなるだろう。その時が一番怖い。だが、すでにカウントダウンが始まっているのだ。

そんなことで、このリーダー格が辞めるまでのうちに、商品を発注することにした。もう去ると決めた人を引き留めるわけにはいかないので、せめて、発注することで、後任の方に引き継ぎがスムーズに行くようにしたいとの思いだ。

3/18の深夜 新宿ロフトプラスワンにて カオラックの民芸品販売します。

3/下旬より、兵庫県西宮市内の雑貨店にも、委託販売開始します。

4/22.23 アースデイ東京に出店します。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]