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アースデイ東京出展二日目 [2006年04月24日(Mon)]

アースデイ東京出展二日目 [2006年04月24日(Mon)]

アースデイ東京も出展二日目となった。
昨日と同じく、近くのベジタリアンのお店のケーキを買ってきて、近くのお店の試飲用のコーヒーをゲットしてきて、ブースの中で朝食代わりにする。
なんとなく、こういうご近所付き合いというのが楽しい。
企業の展示会の仕事もけっこうしたのだが、こういう近所づきあいみたいな雰囲気になる事は少ない。

初日のお客さんの流れをみてレイアウトを変更してみた。

また、隣のブースが、世界中の子供から応募されたポスター展の絵を大量に持ってきたので、うちのブースの裏にも飾ったら、なんとなくにぎやかになってきた。

おかげで、少しカオラックの民芸品の売れ行きが良くなってきた。

私のブースはNPOではなくNPPなので、人手が足りなくなかなか見て回ることが出来ないのだが、お客さんが少ないうちに会場内を廻ってみる。

廻っていて気がついたのだが、昨年に比べて、いわゆる被災地に対しての自立支援の展示が激減しているようなのだ。
確かに、2004年12月26日に起こった津波の後の支援の展示は、スリランカの事例など無いことはなかったのだが、そのブースのメインの展示ではないようだ。
津波から1年以上経ち、新鮮さがなくなったこともあるのだろう。そして、ビジュアルとして、地道に復興していく姿は、絵になりにくいのだろう。
それと同時に中越地震やパキスタン地震のその後の展示もほとんどなかった。
本当は、災害が起きて、しばらくしてからの方が、経済的にヤバイし、復興しているという状況が伝わっていないために、未だに悲惨な状態だという印象を拭うことが出来ない。
そう考えると、今回、私が行ったタイのアンダマン海沿い地域の津波後の姿を伝える展示というのはもしかしてかなり貴重な展示だったのかもしれない。

ブースには、カオラックでボランティアをしていた人や、最近カオラックのスタディーツアーに行った来た人。最近カオラックからダイビングに行った方も来て、いろんなお話しが出来たのだが。
わかっている人には解っているけど、人や環境に興味のある人たちでさえ、現状を全く知らない方が圧倒的に多いことにあらためて驚いた。

長期的に伝えていく必要があるとあらためて感じた。
それまで、個人の力でどれだけ持ちこたえることが出来るのか・・・・

雨が降るかも知れないという天気予報だったのだが、結局、雨はぱらつく程度で収まり無事に終了致しました。

今回、英語と日本語が併記されたチラシを作ったのだが、これがけっこう重宝しました。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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