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鎌倉・由比ヶ浜・リトルタイランド最終日 [2006年09月01日(Fri)]

鎌倉・由比ヶ浜・リトルタイランド最終日 [2006年09月01日(Fri)]

7月1日より開催されていた、海の家「リトルタイランド」が8月31日で最終日となった。
鎌倉は、東京より少し涼しく、一足先に秋が来ているという感じだったが、ビーチには夏の名残を惜しむ人たちでいっぱいになっていた。
わたしは、ピーク期を中心に、ナイトマーケットに出店していたのですが。委託販売していたものがあったり、預けていたものがあったので、それを取りに来たのだ。
海の家の一部は、もう閉めてしまっているところも多いが、ここ、リトルタイランドは、最終日も人でいっぱいだ。
その一方で、少し緊張する一瞬もあった。それは、夕方の5時18分に関東地方に少し強い地震があったのだ。海の家は、海岸にあるため、海を安全に楽しんでもらうという、ちょっとしたセキュリティの要素をもっている。だから、地震があると、津波を警戒するのだ。地震情報で津波の危険性がないという情報が流れてる前も、後も、海に異変がないかと鋭い目つきでスタッフが海面を見つめる。幸い、今回は、津波がないという情報が入り、表情が和らいだ。
夕方の6時になる。リトルタイランドは、タイ本国とおなじく、タイ国歌が流れる。すると、リトルタイランドの中では、タイと同じように、起立して立ち止まって曲を聴くまたは、口ずさむ。
日本人のスタッフも今日で夕方の国家を聞くのが最後というので、どこかさみしいと感じているようで、瞳の中にうっすらと涙が光っている人もいました。たった二ヶ月といえども、終わりとなると少し切ないですよね。
夕方7時頃となり、最終のファイヤーダンスショーが始まる。
今回のファイヤーダンスのメンバーは、以前にタイのカオラックの民芸品を販売した「渚」というイベントで見覚えのあるパフォーマーが多かった。ファイヤーダンスの周りには、100人は観客がいたのだろうか。妙な熱気がある。秋風が吹きつつあるのに、ここだけが、いつまでも夏という感じで盛り上がっている。
とはいいつつも、記念撮影をする店員さんがいたりと、最終日のムードも漂っている。
そろそろ、帰る時間となり、挨拶回りをする。
「また来年会おうね」と互いに言い合い、私は荷物を持って由比ヶ浜を後にした。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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