×

津波商品の販売店拡充中 [2006年11月08日(Wed)]

津波商品の販売店拡充中 [2006年11月08日(Wed)]

タイカオラックの津波復興住宅で作っている民芸品を売っている店が、少しずつ拡充してきています。ぜひ覗きに行って来てください。
常設店の紹介の前に、イベントとして販売してくれるお店も登場しました。
11/9から神戸の阪急六甲のフェアトレードショップ「なんやか屋」で、約2週間展示販売をすることになりました。
この店の開店のきっかけは震災時で、次々届く救援物資をロビーに並べ自由に持って帰ってもらえるよう工夫したことにはじまったのだそうです。ここに、救援物資出てきた民芸品「ツナミ人形」が置かれることとなります。
一瞬、これが店なの?って店だけど、いい商品を常に並べているので、ぜひお立ち寄りください。

さて、最近増えた店・・・

京都・寺町 GoldenTriangle 寺町店ゴールデントライアングルという名のとおり、タイからラオス、ミャンマー、中国南部に住んでいる山岳民族の商品がいっぱい。マニアックでオシャレな店です。
タレノーのハーブ石鹸が置かれています。

東京・下北沢 MOJORISING / アジアンバウンドブック
倍音民族楽器屋のモジョライジングは、アジアの書籍や雑貨、CD、VCD、DVDの売られているアジアンバウンドブックの中に出店しています。
ここでは、いろんなワークショップなんかもやってるし、タイのマニアックなデザイン本なども手に入ります。
こちらでは、サオリ織りの商品を中心においてあります。

それにしても、マニアックな店ばかりが、津波復興住宅の民芸品に共鳴し売ってくれます。
ほんと有難いです。

来年3月までに全国30箇所以上の販売ネットワークにしたいですね。
楽天さんには申し訳ないのですが、通販で売りようのない商品が多いので、お店を増やす方法が一番なのです。

でも、フェアトレードショップとしては、うちの商品はいいかもしれないと思うところもあって。
それは、一つ一つ違う商品なので、通販に向かないというところなんです。
実は、とある大手のフェアトレードのプロジェクトは、通販が好調みたいで、全体の7割とかそれ以上を通販で稼いでいて。フェアトレードショップなどに卸す部門や直売店の売り上げが落ちてきているようなんです。
フェアトレードの商品って、人の顔が見えてナンボというところがあるのに、人と人との間で伝わるコミュニケーションの量が少ない通販が主流になることで、間に入っている流通の顔が見えにくくなっていたり。顔が見えても、あるカリスマの顔しか見えないということになってしまっている。
その点、一点ものが多く、ストーリー性の強い津波復興住宅の商品は、通販より、フェアトレードショップやコミュニティカフェに向いている商品となる。
このまま通販ばかりが売り上げしまうと、フェアトレードの顔が見える流通網が、ただでさえ弱いのに、さらに弱くなってしまう可能性がある。
だからこそ、通販で売りにくい商品をガッツリ売ってほしいというところです。
多くのフェアトレードショップは、経営基盤が弱いので。売りたいけど、体力が・・・と言っているお店も多いので、少しでも売ってもらうことで、流通網が頑丈になってもらえれば有難いと思っています。

ぜひ、いろんな、小さなお店に行ってください。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

Share this content: