思わぬところでクーデターの影響 [2007年01月07日(Sun)]

タイでクーデターがあってしばらく経つが、細かく、いろんな所に影響が出てきている。
私は、津波クラフトの輸入を行っていて、海外送金を行っているのですが、そこに困った問題が起きているのです。
それは、なんと、普通に送金をしたら、そのうち70%しか送金する口座に届かず、残りの30%は国が1年間預かるということなのだそうだ。そうしないためには、証明が必要で、その証明の書類がどのようなものであるかが、日本の金融機関が把握していないため、現地の金融機関に問い合わせをしなければならないのです。
国を守るという事を考えた場合、クーデターの後のような政治的に不安定なときに、海外から大量のお金が入ってきたら、海外の金の力に任せた圧力で国を転覆されかねない。これが、大口の送金に限った話ではなく、小口でも数多く送られた来たら塵も積もれば山となるで、けっこうな金額になる。貨幣の価値が低いいわゆる途上国では、先進国ではわずかな金でも価値が高くなってしまうわけで、その影響力はバカに出来ない。
本当に実践しているかはわかりませんが、国家安全保障は、国が国民の安全を保障しているわけで。その土台である、国家が安定して国家安全保障が成り立つと考えると、このような国を守る行為は国民にも利益を与えると言える。
とはいえ、2年前のスマトラ島沖地震の津波のように国を超えて災害が起きたときに、少数民族や移動型の生活をしている民族など国籍がハッキリしない人、政治的な問題があってその国の人として認められていない人、事情があって国を逃げてきた人、移民労働者などに、国家は安全の保障をすることが難しい。
国が国を守ること、国が国民を守ることは、とても大切なことで、尊重されることだと思うのだが。国というシステムは、すべての人間の安全を保障をするには限界がある。
別に、国を守る行為が悪いと言っているわけではないのだが、国が自国を守る行為をしている事を目の当たりにした時、私は国によってどのように守られているのか、どのような場合は安全保障の枠の外に出てしまうのかが妙に気になってしまった。

さて、今のところ、現地の金融機関がどのような書類を必要とするのかという情報がうまく入手出来ていません。どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]