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カフェツアー終了 [2007年01月17日(Wed)]

カフェツアー終了 [2007年01月17日(Wed)]

お陰様で、津波2周年カフェツアーが無事に終了致しました。
最終日の大阪・谷町九丁目の伽奈泥庵は、40年の伝統のあるお店で、イベントに来た人の中には、もう20年ほど前に通っていたという方もいました。その一方で前から行きたい行きたいと思っていてもなかなか来る機会を作れなかった方もいらっしゃいました。
そして、今回のツアーは、西宮、大阪、京都、東京の4都市での開催だったので、名古屋を通過していたのですが、名古屋から近鉄特急に乗って見に来られた方もいらっしゃいました。本当に有り難いです。

ライブのほうは、フラメンコギターの高岡なおきさんとシンガーソングライターの松井恵子さんの2人だったのですが。とてもクオリティの高い演奏でついつい聞き惚れてしまいました。
伽奈泥庵の内装とフラメンコギターの相性もばっちりで、目を閉じるとスペインの洞穴のような石造りで木の床で演奏しているのかという錯覚を覚えました。

松井恵子さんのピアノ演奏と歌声も最高でした。途中、飛び入り参加でジャンベも加わり楽しいライブとなりました。
これは、私がリクエストしたのですが「みんなでごはん」「小さな小さな話がしたい」も演奏をしてくれました。
今回のカフェツアーのテーマがまさに「みんなでごはん」「小さな小さな話がしたい」なんです。
このツアーは、災害の復興を通して平和構築に焦点を置いているわけですが、みんなで食事が出来るという事が平和の基本で、カフェというご飯の食べられるスペースでのイベントを開催したわけです。タイでは、食事をしている時に、友達を見かけたりすると、食べないかと誘う習慣があります。これは、どんな貧しい人も、今、食べなければ死んでしまうような人も、そうするそうです。まあ、社交辞令みたいなものなのですが・・・。ちなみに、断る方法は、お腹がいっぱいだと言えばいいそうです。
そして「小さな小さな話がしたい」というのは、ドキュメンタリー映画は、必ずしも大きな社会問題ではなく、小さな話の集合体であると考えて居るんです。一つ一つは、小さな話だけど、それが繋がることで、一つの何かが見えてくる。この見えてくるものは一人一人違ったりするから面白い。こちらとしては意図していなかったのですが、「小さな小さな話がしたい」がカフェツアーの締めの曲となった。
ちなみに「小さな小さな話がしたい」は、松井恵子さんのアルバムのタイトルにもなっています。

 

松井恵子さん

今回のイベントを通して、新しい動きが出てきました。
それは、災害の風評被害についてのネットワークが出来る可能性が出てきたと言うことです。

そんなことで、いろんな人との人的ネットワークが出来たイベントでした。
そして、多くの方の協力もあって、最後まで実施出来ました。

3会場で歌ってくれた阿部ひろ江さん、2会場で演奏してくれたフラメンコギターの山岡なおきさん、2日間の演奏とSTILL ALIVEの音楽をつけて下さった岡さやかさん、2日間の演奏と素敵なアーティストを紹介してくれたあだっち、素敵な歌と三線を演奏してくれた山崎潤さん、素敵なキーボードとボーカルを聞かせてくれたROOTさん、心地よい演奏をしてくれた感謝さん、急なお願いにもかかわらずフラダンスを踊ったくれたあーちゃんさん、会場全体を使って踊ってくれた伊藤虹さん、大雨にもかかわらずやってきて三線を弾いてくれたはなわさん、途中まで来てくれていたのに大雨で会場に来られなかった寿[kotobuki]のナーグシクヨシミツさん、最後の最後に締めくくって頂いた松井恵子さん、会場であるManchaPEACESASARAandZone伽奈泥庵で料理を作ってくれたり様々なお手伝いをしてくれたみなさま、広報の協力、ブッキングの協力をしてくれた方、その他に様々なお手伝いをしてくれたみなさま、そして、年末年始の忙しい時に時間を割いて見に来てくれたみなさま、本当に有り難うございました。
これで、津波2周年記念イベントは終わりますが。今後も少しずつイベントを実施してゆきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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