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ハイシーズンのプーケットに到着 [2007年01月26日(Fri)]

ハイシーズンのプーケットに到着 [2007年01月26日(Fri)]

パンガー県からラノーン県にかけての津波復興の取材の準備のため、物質文明と資本主義が徹底しているプーケットに入った。最初にバンコクに寄らなかっただけに、足りない備品を現地調達しやすいプーケットは有り難い。
ただし、プーケットは物価が高いのが欠点だ。

特にハイシーズンとなると、宿泊費が高くなる。
今回は、パトンビーチのビーチに近いゲストハウスに泊まることにした。

ゲストハウスの主人曰く、山沿いに行けば、もっと安いのに・・・
とのことだったのだが。
プーケットの特にパトンビーチ付近のタクシーの値段が高いので、移動に一日に数回タクシーなんかを使ってしまうと、差額が埋まってしまう。
てなことで、ハイシーズンのビーチ近くに泊まることにした。

空港のタクシーは、このゲストハウスのことを知らなかったことと、パトンビーチ付近がごく最近、一方通行に規制されたことで迷ってしまい、かなり時間をくったが、どうにか到着した。

ちなみにパトンビーチの一方通行は、信号により車が止まるということが無くなったために渋滞が緩和したのは良いが、大回りになったり、普段左側通行なのに、右側通行になる道路が出てきたりして、混乱を来すという副作用もあった。

どうにか部屋に落ち着き、1階のレストランに行くと、以前取材でお世話になったダイビングショップの一行と出会う。社長はダイビングのイベントがあるため私とは逆に日本に行ったとのことだ。

食事が終わり、西洋人を中心とする観光客がいっぱい居るバングラ通りを通過し。
以前、取材に行ったバーに行く。
以前取材した時と変わらず、カウンターひとつ、従業員一人でお店をやっている。

ネェちゃんと、いろいろ話していると、何故かタイの修学旅行の話になった。
去年、エイコンズ・タイ・ウィークで上映した「デック~子ども達は海を見る~」の話は、どうも、修学旅行の部分について、タイ南部でもあまり変わらないということがわかった。
どうも修学旅行は、バスにお釜を積み、寺に泊まりながらの貧乏バス旅行で。修学旅行代の200バーツとか300バーツがなかなか払えないので、アルバイトをして修学旅行の積み立てをしたそうです。

そして、修学旅行に行った所が、今、働いているプーケットからクラビのあたりだったのだそうです。
学校のあった場所は、海が近かったけど、そことプーケットでは砂の色が全く違い、その美しさに驚いたのだそうです。

その後、彼女はプーケットで働くようになるわけですが・・・
今のプーケットは、街中をちょこっとタクシーに2回乗れば200バーツ、300バーツするわけで、そのお金の価値観の落差は大きい。
同じ国の同じ地方なのに大きな差である。

お金の価値ってなんだろうと考えてしまう話だった。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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