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バンムアンの仮設住宅街は今 [2007年02月01日(Thu)]

バンムアンの仮設住宅街は今 [2007年02月01日(Thu)]

昨夜は、カヨコを空港に迎えに行き、深夜にバンニャンに戻り、ツナミクラフトセンターのプイさんと再会し夜遅くまで飲んだが。
今朝は早起きして、津波復興の民芸品製作プロジェクト巡りをする。
今日は、タクアパ郡のバンムアン、ナムケン、プッティアオなどを廻る。
まずは、2月3日の式典の件もありサオリプロジェクトに行く。

サオリプロジェクトは早速完成したばかりの研修センターに活動場所を移していた。
以前のテントに較べとても快適だ。

 

以前の作業場を覗きに行く。
津波の仮設住宅は閉鎖されたため、盛り土によるバリケードを越えて行く。

役目を終え人気のない仮設住宅街

以前、行ったときには、どこか活気が溢れていたのだが、テント村はなくなり空き地が多く、無人の金属製の仮設住宅が立ち並んでいる。
タイの仮設住宅を見て感心するのですが、金属製ではあるが、伝統の高床式となっていたり、植物が植えてあるするところが、日本のプレハブの仮設住宅と違う。
日本の仮設住宅街ってどこか殺伐としているのは、植物がないせいもあるように感じる。

以前のサオリ織りのテントに行く。
まだ、資材の一部が置かれている。

裏側に回ると、別の民芸品作りのプロジェクトが誰もいない仮設住宅街の中で残されたように行われていた。

現在でも約10名を雇用している。

隣には、世界中の多くの人がこの地に来て、心のケアをしようと取り組んだ跡が残されていた。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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