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タレノーク村へ [2007年02月02日(Fri)]

タレノーク村へ [2007年02月02日(Fri)]

今日は、カオラックから足を伸ばして、クラブリからラノーン県内まで行く。
レンタカーはさすがに早く、バイクではいつ待て経っても着かないところも1時間強でつく。
クラブリは、最近、レインボーギャザリングが開かれたとのことで、世界中の旅人の間で話題になった町でもある。
ここに、NATRというNGOのトレーニングセンターがあるので訪ねてみる。

そこに行くと、開口一番に「赤ちゃんは来ないのか」だった。

去年の7月にまだ6ヶ月の息子を連れて行ったのは相当インパクトがあったらしい。インパクトがあっただけに、相方の顔を忘れていて、カヨコのことを7月に行った相方だと勘違いしている人も。

今回の目的は、安定した石けんの輸入ルートの確立だ。
事務的なお話しはさっさと終わらせて、ラノーン県内にある石けんの制作の現場に行くことに。

国道を走り、検問を越え、険しい山を越えたら、そこにタレノーク村があった。
携帯電話を見ると5本あるアンテナマークの全てが消えている。
この町には携帯電話が通じない。

村の中心街にその工場があった。

 

日本で人気の手作りハーブ石けんも制作中

工房の中はすばらしい香りが充満している。

ここから歩いて10分ぐらいの所に美しい海岸があるということで見に行くことにする。
すると、途中で、以前お会いした石けんのプロジェクトのリーダー格の方と再会する。

すると、開口一番に「赤ちゃんは来ないのか」

またかよ。

赤ちゃんを日本に置いてきたと言ったら、残念がっていました。

海に行く道の両脇は、カーシュナッツ畑だ。
津波の塩害でもう再生しないと思われていたのだが。
2回の雨期で塩が流され、カーシュナッツが復活している。

 

 

タレノーの海はとても美しく。
ここが2年前に津波にあった場所だとは信じられない。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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