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仏殿でフェアトレード [2007年09月16日(Sun)]

仏殿でフェアトレード [2007年09月16日(Sun)]

9月15日から17日まで、群馬県の「こぶ観音 明言寺」にて、「世界のクラフト展2007」というフェアトレードイベントが行われています。
会場に行ってみたのですが、なんとご仏殿でフェアトレード品の販売をやってます。
これが、妙に気持ちがいいんです。

もうひとつ感心したのは、何回も回を重ね、地域に密着したイベントになっていることです。
お客さんはごった返すという事はないのですが、お客さんが途切れないんです。
ご住職でこのボランティアこぶの会の代表である石本さんは、無理をしないように続けることをこころがけているとおっしゃっていましたが。その成果が、混まないけど途切れないということになっているようです。

地域の方のリピーターも多く、スタッフは中学生からお年を召した方まで幅広くいます。
おそらく参加した理由もさまざまでしょう。
たとえば、スタッフの方の中には、世界遺産を見に、カンボジアのアンコールワットを訪ねたとき。見事なお寺に感動したと同時に、一方で校舎も教科書もない子供たちがいることを知り、地元に帰ったら、近くのお寺でカンボジアの教育の支援をしていることを知り、この活動に参加しているのだそうです。

フェアトレードというと、どうしても、東京や県庁所在地など、都会の方で行われているイメージがありますが。地方の小さな町でもできるんですよね。
インターネットでフェアトレード団体をチェックするのもいいけど、地元に目を向けると、けっこう近くで活動がおこなわれているかもしれませんよ。

ちなみに、このイベントは、16日の群馬県の地方紙である上毛新聞などに記事が載ったとのことです。(うちの取り組みも少し記事に載ってました) 明日17日も新聞記事が載るそうです。
地方新聞もチェック。
東京って、意外に地域の情報が手に入らないので、地方の人ほど出会う確率が高いかも。。

「世界クラフト展2007」
9月15日から17日まで

場所 群馬県邑楽郡邑楽町石打237-1
こぶ観音明言寺

交通◆ 東武小泉線篠塚駅より徒歩20分

おまけ情報
明日17日は、縁日ということで、お寺の前に市がたつとのことです。
楽しそうですね。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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