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大正時代の町屋が甦る [2007年09月29日(Sat)]

大正時代の町屋が甦る [2007年09月29日(Sat)]

大阪市の大正という町は、字のごとく、大正時代に作られた町なのですが。大正の町が出来た当時の長屋を改造してお店がプレオープンしました。

この店は、「アバロンスパイラル」という、オーストラリアの民族楽器やアボリジニアートを扱うお店です。
オーナーは、元天空オーケストラのディジュリドゥ奏者の三上さん。
今年の年初まで、アメリカ村の中に店を構えていたのですが。諸事情で閉店し。
大正に移転をした。

町屋の改造は、多くの工程を自らで行ったということで、つい最近プレオープンにこぎつけました。

店内はディジュリドゥでいっぱいなのですが、町を行き来する人は、料理屋だと思い込んでいるようで。地元の女性たちはどうも気になって仕方がないそうです。
つぎに、このお店が気になってしかだがないのは、子どもたちです。
オーナーさんにちいさなお子さんがいるということで、近所の子どもたちが、その子と遊ぼうとやってきます。日本ではもう20年ぐらい見てなかった風景です。
ここんところ、子どもが友達と遊ぼうとすると、事前に電話などでアポイントをとって、スケジュールを確認し、親の送迎つきであそぶということが行われているわけですが。
駅から3分というところで、子どもたちの集団がいて、小さな子どもと遊ぼうと、家にノンアポでやってくる姿に驚いてしまった。

さてさて、お店の話に戻ります。

この店は、アボリジニアートやアボリジニの楽器を扱うわけですが。
近い将来、ツナミクラフトもおいてくれることになりました。
(実は、ツナミクラフトを最初においてもらったのが、アメリカ村のこの店だったんです)

なぜ、アボリジニとツナミクラフトが日本人が販売するのかというと。
太平洋を囲んで住んでいる土着の人は、もともと近い民族で、日本人が戦争の後に食生活が変わったりして短期間に大型化したように、ものすごい速さで人間は進化し、まったく見た目が違うようになってしまった。
見た目は違っても近い存在なのだそうです。だから、民族の文化を守ったり、食べていけるように助け合うのべきでは・・・という発想があるのだそうです。

だから、アボリジニの作品を扱う店ですが、アイヌアートとかも扱ってゆければと思っているそうです。

あと、1ヶ月ぐらいで、グランドオープンする日が楽しみです。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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