タレーノーク村に着く [2007年11月28日(Wed)]
モーケンボートの工房を後にして、国道4号線を北に走る。
このあたりになると検問が増えてくる。私が日本人であること、同乗している人がいつもここを通過しているボランティアであるということで、難なく検問通過。
さらに北上して、エピの養殖場の角を海のほうに曲がる。道がどんどん悪くなり峠道になる。険しい山の一番低いところを通っているとはいえ、小さいとはいえ峠は峠で。坂を下ったところにタレーノーク村がある。
ここまで、クラブリーから30分以上掛かっている。
タレーノーク村は、小さなイスラム集落で、多くのイスラム集落と同じようにタイの文化にマレーシアの文化が混じった感じのうえに、男性が巻きスカートをしているというミャンマー(ビルマ)の文化も混じっている。
このタレーノーク村の主な産業は漁業だ。
街中には、小さいがカニの生簀と加工場がある。
せっけん作りの作業まで時間があるので、漁港に行くことにした。
漁港は村から3キロぐらい離れたところにある。
この港は天然の港で、外海と内海を隔てる砂嘴の内海側にある。
片一方に広大なビーチと広いアンダマン海、そして、美しい島が見える。そして、もう片方はマングローブの生い茂った内海が見える。
私がついたときは、ちょうど網の手入れをしているところだった。
ここでは、マングローブに網を仕掛ける漁をしているようで、船には鮮やかな旗がはためいている。
また、ここタレーノーク村の特産はクラゲである。
これがけっこうでかい。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
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