バティック作家の悩み [2007年11月29日(Thu)]

コーカオ島からナムケムの町に戻ってきた。
この町には、いくつかのバティック作りのプロジェクトがあるが。そのひとつのペーさんの工房に向かう。
4月にペーさんの工房に行ったのだが、不在だったので、今はどうしているのかと思って覗いてみたのだ。

ペーさんの工房の姿が見えると、たくさんのバティックがはためいていたので、ペーさんがいることが一発でわかった。

中に入るとペーさんがいた。
久しぶりの再会だった。
カヨコが、キルギスに行った話しは知らなかったようだが。
津波被災者の子どもたちをつれて、ニューヨークに行ったことを聞いた。
4月に店が閉まっていたのは、ニューヨークに行っていたのだろう。
4月の頭はタイがもっとも暑い時期なので、学校が夏休みになる、その時期を使ってニューヨークに言ったのだろう。
2月に行ったとき、あと2ヶ月で作品を作って、ニューヨークに行くと言っていたのでちょうどぴったり時期が一致する。

それにしても、ペーさんの描くバティックはかわいい。そしてグラデーションが見事である。

ペーさんは、ここで、学校が終わったあとの子どもを集めて、バティックを教えている。
ニューヨークにも、ここでの教え子と一緒に行ったようである。

しかし、ここにきて、子どもたちがバティックに対する興味を失ってきたようなのである。
それは、人口数千人のナムケムの小さな町にパソコンショップが5件建ち。世界各国からの支援が集まっているこの地域の学校には、コンピュータなどが入っているようなのだ。そのためコンピュータグラフィクスに子どもたちがはまり、バティックという手作りへの興味が落ちてきているのだそうだ。

ペーさんは、この町で、バティックを作ることを教えながら、ナムケムの歴史やライフスタイルを伝えてゆきたいのだそうだ。
これは、ここにくる外国人に対してもそうで、ナムケムの自然やライフスタイル知ってもらいたいと思っているそうだ。

ペーさんによると、朝10時までに沿岸漁業の漁港に行くと、マングローブでの漁に連れて行ってくれるそうだ。
ペーさんの工房を訪れたときは、もうお昼近かったこともあり、近所おじさんを紹介してもらい、沿岸漁業の漁港の姿を取材してもらうこととなった。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]