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ルミナリエに行ってみた [2007年12月07日(Fri)]

ルミナリエに行ってみた [2007年12月07日(Fri)]

名古屋から近鉄特急に乗り大阪に出て、実家のある甲子園を通過して、そのまま神戸に抜けた。
ルミナリエに行くためだ。二日目ということで、通常は混雑する日だが、名阪特急内で雨だったので、これだったら、もしかして空いているかもということで、急きょ行くことにした。

そういや、近々、阪神と近鉄が相互乗り入れをするようになるのだが、列車内のトイレの設備の問題で、名古屋から神戸までの特急は走らないようだ。

さて、阪神の元町を降りて、南京町に行く。

 

南京町は、阪神大震災の後、いち早く観光客を戻した地域である。
ただ、震災前後では、風景がだいぶん変わった。

それは、店の前の屋台が増えたということだ。
ルミナリエの影響や、震災直後はとりあえずつまんで食べられるもの・・・といううこともあって、いままで食品卸などをやっていた店までが、店の前で屋台を出し始めた。
町に活気があるのはいいことなんだけど。・・・ね。

さて、ルミナリエ会場に向かうのだか、以前より遠回りをさせられている気がする。

この10年ほどで、ほんと、たくさんのナイトイルミネーションが増えました。全国どこでもやってます。ミレナリオという、名前までそっくりなものもやってました。
だけど、ルミナリエは、実際に現場に行くと、特別だと思うんですよね。
なんでしょうかね。
規模は必ずしも大きいとは言えないしね。

そうそう、今回のルミナリエで一番感動したのが、車いすの母親と娘二人の親子の姿でした。
おそらく、このおかあさんは、生死の間をさまよったんでしょうね、そして、この娘二人は一生懸命看病したのでしょうね。そして、回復して、お医者さんの許可をもらって、どうにか車椅子を押してルミナリエを見にきたんでしょうね。
お母さんが、すっごい素敵な表情でイルミネーションを見ていたんですよ。その姿を、キャッキャッと言いながら一生の思い出にしたいのか写真を撮ったりしている。
すごく素敵な表情だったので写真をとりたいぐらいだったけど。
がまんして後姿だけにしました。

ここは、震災から1カ月ぐらいしたころから3月ごろまで、フラワーテントと呼ばれるテントが立っていた場所で。震災復興ライブが行われていました。
わたしも、急きょ作ったバンドでアニメソングとかの演奏とかやりました。
お客さんはこんなには来なかったですけど。いまになって思うと、演奏することが大切だったような気がします。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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