わたしたちなりの津波3周年 [2007年12月27日(Thu)]
三軒茶屋の”ohana”というカフェで、津波3周年イベントを行いました。
タイでは、プーケット日本人会の宮下さんたちが中心となって記念イベントを行ったりと、今日はいろんなところで式典が行われました。そんなことで、東京では、自分たちならではのやり方で、津波3周年のイベントを開催しました。
平和の話って、音楽と食事があって、初めて和やかにできると思っているので、カフェでライブつきでやることにしてます。そんなことで、まずは、あだっちとMAYURIさんのステージで幕開け。
最新のタイの津波被災地のスライドショーを流しながら、いろんな困難があっても、力づよく生きている方たちの姿や、フェアトレードの生産者の写真や映像を流しました。
今回は、踊りと歌とカリンバの演奏をしてくれたMAYURIさんは、昨年の5月にジョグジャカルタでジャワ島地震に被災したことをきっかけに、個人の手で災害復興のために尽力されたということもあり、ジャワ島地震のことも含めて災害についていろんなお話をしました。
今回話していて、改めて気がついたのですが、ジョグジャカルタと神戸の地震って、いろいろ共通点があるんですね。
・朝、5時代という早朝に地震が起きたこと。
・現地では地震なんか来ないと信じ切っていたということ。
・犠牲者の数が6000人
・古都。 まあ、神戸はごく短期間ですが。(平清盛が平安時代の末期に福原京という約半年だけの都だった。)
・雨の降らない時期だった。
ジャワ島の被災地にいると、どの国がどの企業がどの団体がたくさんお金を出したかを見せつけるような支援が目に付いたとのことです。
それが、個人で支援したいという気持ちを強くさせたのだそうです。
友人に呼びかけ日本でチャリティライブを行い、そこで集まったお金を、ジョグジャカルタに送金してもらい、いままで話もしたことのなかった、地元の町会長さんと掛け合い、住民に必要なものが何かを挙げてもらって、そこにお金を使ったそうです。
家を買う材料を中心に購入したのだそうですが、お店が負けてくれたり、屋根の瓦のようなもなど再利用できるものは再利用することでコストダウンし、家が3軒しか立たないはずのお金で、15軒の家を再建したのだそうです。
貴重なお話ありがとうございます。
さて、ラストスパートは、寿[kotobuki]です。
最新のタイの海の写真をスクリーンに流しながらの沖縄音楽を聞くと、海によってつながっている感じがします。
ナーグ・ヨシミツさんが三線からギターに持ちかえて、以前ブログでも紹介した「前を向いて歩こう」やオリジナル曲を披露してもらいました。
そして、お店のオーナーの計らいで、アンコールで、タイでも大流行し、多くのタイ人が歌える、喜納昌吉の「花」で締めました。
そんなことで、あっという間の2時間でした。
みなさん本当にありがとうございました。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
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