「天の浮舟」動画をアップ [2008年03月22日(Sat)]

私は、いろんな活動をしていますが。
今後増やしていきたい活動の1つが「エコロジーシアター」です。

エコロジーシアターは、環境問題をテーマとした映像と音楽で綴る朗読劇です。
私は、音響効果と舞台制作をしています。

このエコロジーシアターのストーリーの特徴は、単に悪いモノを退治するというようなストーリーではなく、全てのモノが繋がっているというエコロジー思想の原点に通じ、お話しが終わった後、いろんなことを学び、考え、行動してもらえるようになっています。

そのため、アグネス・チャンさん、田中優さん、辻信一さん、中村靖彦さん、など著名人の方の講演やトークショーとカップリングで上演させて戴く機会をいただきました。

しかし、いまの環境の様子を見ている限り、大胆な発想の転換をしないと、もう取り返しがつかなくなるぐらい、環境の問題が深刻化してきてやおり。
あくまでも、啓蒙的な要素が多いとはいえ、エコロジーシアターの上演機会を増やしていかなければならない状態になってきています。

そんな状況の中、まずは動画で、エコロジーシアターの様子を体験出来るようなページを作りました。

今回の題材は「天の浮舟~森を消費した国の少年と、森を失った国の少女の出会い~
」(以下「天の浮舟」)です。

あらすじ

12歳の日本の男の子、たっくんは商社マンの子どもで、東南アジアのある国に転校してきました。

ある休日、たっくんはお父さんと熱帯雨林が近いリゾート地に熱気球大会を見物に出掛ました。
そこで、たっくんは以前ひとに追われていた女の子が出発寸前の熱気球に飛び乗ろうとしている場面に出くわしたのです。女の子を助けて、熱気球に飛び乗ろうとしたたっくんを、広場で大道芸をしていたピエロが助けてくれました。たっくん、女の子、そしてピエロを乗せた地球の形をした熱気球は、空に舞い上がりました。

そして、女の子、たっくん、ピエロのおじさんの三人の、日本を目指して旅が始まりました。

たっくんと同じ年の女の子は森に暮らす少数民族の娘で愛称はチムー。
ところが、ある日、チムーが住んでいた村から町まで広い道路が建設された結果、森はどんどん伐採されるようになりました。
森林の伐採に反対する村には何百人もの人が襲いかかり、チムーのお父さんも、その時、亡くなったのです。
そして、生活が成り立たなくなった村人の中には自ら森林の伐採に携わる人も出てきました。
チムーの家も、お父さんが亡くなって、生活が苦しくなりました。
家族を助けようとチムーは子守の仕事があると聞いて、町に働きに出掛けることにしました。
でも、チムーを待っていたのは、子守の仕事ではありませんでした。
チムーは、地獄のようなその生活から逃げ出そうと、熱気球に飛び乗ったのでした。

突然、チムーが高熱を出し。
熱気球は病院のある日本に向けて全速力で飛び始めた。

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「天の浮舟」は、日本と開発途上国との関係を通し、環境問題と、開発、そして、人権問題が密接に絡み合っていることをわかりやすく表現したモノです。この複雑にからみあっている事を前提に考えていくというのが、エコロジーだと私は考えています。

ちなみに、ある方が、今年の7月に北海道で行われる、2008年G8サミットNGOフォーラムの3つの課題別ユニットである「環境」「貧困・開発」「人権・平和」の全ての要素が組み込まれたストーリーだと評してくれました。

ありがたいです。

それだけに、多くの人に見てもらいたいと思います。

スタッフ込みで6名の人が動くので、経費がかかってしまいますが、出来れば多くの場所でたくさんの人が見てもらえるよう上演したいと思っています。

「天の浮舟」動画掲載ページ

http://rainbow.gr.jp/ohanashi/ukifune.htm

エコロジーシアターでは、他にもたくさんの演目があります。

また、イベントの題材により、ストーリーのカスタマイズも出来ます。
是非ご検討下さい。

P.S.是非、見た感想もコメントして下さい。

なお
見るときは、「ハンカチ」を必ず用意しておいて下さい。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]