マングローブの種をゲット [2008年03月24日(Mon)]

東京は桜の開花宣言も出たということと、天気もいいということで、お出かけすることにしました。
うちの近所の新宿御苑は、この時期になると近寄りたくないぐらいいっぱいの人が来るので、買い物ついでに中野のあたりに行ってみました。

駅を降りると、中野さんプラザの近くでお祭りをやっているような空気を感じたので行ってみた。

 

かわいい案内看板

行われているイベントは、沖縄のイベントで「ゆんたく高江」と題されたものでした。

露店やライブやもちつきなどで、人がたくさん集まっています。
沖縄料理、沖縄のビールやお酒の出店は常にお客さんが絶えないという感じです。
気候がよく、しかも楽しそうで、ピースフルな雰囲気がそうさせているのでしょう。

このイベントは、沖縄本島の北部の豊かな森のある地域”やんばる”にある「高江」という集落の周りに、森を切り開いて米軍のヘリパットがたくさん作られるという事から、自然破壊だけでなく事故の危険性や騒音の問題もあるという事を知ってもらおうということで、沖縄の人がたくさん住んでいる中野区で、沖縄の自然のことや、島国の平和の事を考えるイベントとして開催されたとのことです。

そのブースの中で、気になったのは、マングローブの種を売っていたブースです。

マングローブというのは、このブログに何度も出てきているのですが、海と陸地の間の浅い場所に生えている植物によってできた森と、そこに生息している植物のことを言います。このマングローブの生い茂る海の森は、海の生き物のゆりかごのようなもので、いろんな生き物が住んでいます。よくスーパーで売られているインドネシア産天然クルマエビというのは、マングローブの森がないと育たないわけです。
ちなみに、ツナミクラフトで扱っている草木染めのいくつかは、タイのマングローブに生息する植物によって染められています。

このブースでは、「マングローブを自分で育てて、その種を、沖縄に植えよう」というというプロジェクトがあって、その一環で種を販売しているのだそうです。
この種は、マングローブに多く生息するヒルギの仲間のメヒルギの種です。

種は先端が尖っていて、しかもある程度重さがあります。そのような形になることで、木から落下した時、泥にぶっ刺さるような構造になっています。
育て方は、乾かないようにすること、寒さに気をつけること、だけで比較的簡単そうです。しかも、海水や肥料を入れなくてもいいようです。
てなことで、種を一個ゲットしたのですが・・・

ちなみに、これが、植えてから1年後の姿なのだそうです。

日本もそうなのですが、東南アジアなどでは、エビの養殖場にするとか、スズの鉱山にするとか、はたまた飛行場(軍事も含む)を作るとかで埋め立てるとかで、簡単にマングローブの森を伐採してしまうのですが。
マングローブが育つのがとても遅いということに驚いてしまいます。

世界各地で、マングローブの植林プロジェクトが行われているわけですが。とうてい追いつかないように思えてなりません。
でも、活動を続けないと無くなってしまいます。

やんばるのジャングルそして、マングローブ。
一度、無くしてしまうと、戻ってこなくなるかもしれません。

うまく育てられるかわかりませんが、いつしか、沖縄の海にマングローブの種を返せたらと思います。

関係サイト 特定営利活動法人 マングローブEEクラブ http://mangrove-ee.jp/ http://www.ii-okinawa.ne.jp/people/agenak/

[CANPAN blog STILL ALIVE より]