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被災地にお金やものを送る方法 [2008年05月16日(Fri)]

被災地にお金やものを送る方法 [2008年05月16日(Fri)]

ミャンマーのサイクロン被害、チベットに隣接した四川大地震、以前ブログに書いたとおり、海外から支援しにくい所で、そこに弱い人がいて、大規模災害が起きればひとたまりもないわけです。
いま、いろんなところで、ミャンマーのサイクロン被害において、募金をしようという動きがある。しかし、その多くは国民にあまり関心がないと思えるミャンマーの政府系に渡るので、本当に困っている人まで届かない可能性が高い。本当に残念である。
四川大地震に関しては、日本からの救援部隊の受け入れを行ったが、ミャンマーと同様に、本当に必要な人に物資やお金が届くのか、かなり微妙だと思う。

そこで、考えたのですが・・・
ものやお金が動くと、少しずつ減ったり増えたりするものだと考えた場合。
お金やものを直接渡すから、お金の行き先が気になるわけで。
それだったら、気にならないお金の動かし方ってのもあるのではないかという気がしてきました。

たとえば池袋を中心にある中華料理屋「福しん」に行ってサイドメニューで「ウンパイロウ」を食べる。
これだけではどういう効果かよくわからないと思うのですが。
「ウンパイロウ」というのは四川の郷土料理なんです。もう5.6年前になるだろうか、上板橋の「福しん」で「ウンパイロウ」を頼んだところ、店員さんが「私の故郷の郷土料理です。頼んでくれてありがとう」と言うんです。
とても美味しいんですが。この店では、滅多に頼む人がいないようで、四川省出身の店員さんは少し淋しい思いをしていたんです。だから、郷土料理のオーダーがあったことがとても嬉しかったようなのです。

つまり、四川省の郷土料理を頼むと、もしかすると、四川省から日本に働きに来ている人に出会えるかも知れないんです。そういう店がわかると、一品多く頼んだり。多く通って、四川料理を食べてあげることで、日本にいる四川省の方を通して、気持ちやお金などが伝わっていくのではないかということです。

ミャンマーに対しては、タイなどにミャンマー人が働きに来ている所にお金が落ちるようにする。
いわゆる貧しい地域出身の人は、故郷に仕送りをしている事が多いので、要は、その人の賃金が上がればいいわけです。そうすることによって、その人にさえわたれば、確実に個人にお金が渡っていく。

まあ、気の遠くなるようなことですけど。
人権てきな問題のある、政府などに搾取されるよりマシだし。
これをきっかけに、個人的な繋がりも出来るかも知れない。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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