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災害に乗じて人身売買目的の誘拐 [2008年05月26日(Mon)]

災害に乗じて人身売買目的の誘拐 [2008年05月26日(Mon)]

四川大地震に乗じて、被災した子供たちを人身売買しようと誘拐していたしていたところ、被害者の子供たちが救出された。被害者の子供たちは睡眠薬を飲まされていたようです。
ニュースには、この子たちはどうなる予定だったのか書かれていませんが。買春か臓器売買の可能性が高いです。
さらに気になるのは少数民族の人たちが人身売買に関わっていたことです。
少数民族は人身売買のブローカーのターゲットになっていて、人身売買された子供が大きくなると今度はブローカーになるケースもあるといわれています。
もしかすると今回はそのケースかも。

<四川大地震>鬼畜!睡眠薬を飲ませ…!乳児5人誘拐の人身売買犯を逮捕―中国

(Record China – 05月25日 22:04)

2008年5月24日付「江南都市報」によると、四川大地震の被災地で、売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女性ら6人が逮捕されていたことが分かった。

事件が発覚したのは、震災4日目の16日。四川省江油市では、多くの市民が余震を恐れ、避難所のテントで寝泊りをしていた。そんな中、一様に乳児を抱えた女性の集団が、テントも利用せず、旅館に宿泊しようとした。5人はいずれも少数民族の出身で、年齢は20~35歳。「北川県で被災し、江油市まで逃げてきた」などと言っていたが、乳児らが目を覚まさないことを不審に思った旅館のオーナーが警察に通報した。

駆け付けた警察が、女性5人と中年男性1人の身柄を拘束。当初、「自分たちの子供」と供述していたが、所持していたバックから大量の睡眠薬が出てきたことから、誘拐容疑を認めた。

調べによると、6人は四川省西昌市などの出身で、乳児らを山東省臨沂市まで運び出すように依頼されたという。乳児一人につき運搬料は1500元(2万2500円)。睡眠薬は乳児が泣き出さないように使ったという。

保護されたのは、生後10日から生後2か月までの乳児5人。地震後、病院から連れ出されたと見られ、唇が青紫色になっていた子や、臍帯の傷口が腫れて炎症を起こしていた子もいたという。警察は現在、全力をあげて両親を捜している。(翻訳・編集/SN)

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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