都筑阪急MOSICモールに期間限定フェアトレードショップ [2008年08月17日(Sun)]

今年の春に横浜市営地下鉄グリーンラインが開通し交通便が良くなった、港北ニュータウンにある、かつての港北阪急百貨店、都筑阪急に隣接した専門店街「モザイクモールこうほく」の三階に、期間限定フェアトレードショップ「トラグーン」が8月から9月30日まで出店しています。

場所は、ブックファーストの近くで、少し陰になっているところですが、隣接する店舗がエコをテーマとした雑貨店があり、この2店舗で、エコな雰囲気を盛り立てている。

トラグーンには、トラグーンオリジナルのフェアトレード品だけでなく、セレクトしたフェアトレード品がたくさん販売されています。
その中に、ツナミクラフトのタイの津波のさをり織りがあります。

港北ニュータウンにもファンが出来たようで、毎日のようにのぞきにくるお客さんや、退職するに当たり仕事仲間にプレゼントするということでまとめて買ってくれた方がいたりと、さをり織りの売上も好調とのこと。

さてさて、お店を見回してみて、面白い商品があったので紹介します。

タイの間伐材を使ったおもちゃ

日本国内では、林業が海外材に押されて、間伐など林のメンテナンスができない状態が起きています。そのため、間伐材の活用によって日本国内の林業を支えようという動きがあります。
しかし、間伐材の活用はなかなか思うようにいきません。
一時は、間伐材を使った割りばしを普及させようという動きもありましたが、それもエコブームのおかげで、マイ箸と同様の効果のあるリユース箸がファーストフードのチェーン店に普及し、間伐材の用途が立たれてしまうという。エコの問題らしい、こちらを立てれば、こちらが立たないということになってしまっています。

間伐材を使った木のおもちゃもたくさん作られていて、多くの作家さんが頑張って作っています。
しかし、作家さんの力が入りすぎているのか、確かによくできているのですが、ちょっと気持ちが重くなってしまうものがたくさん見受けられます。

その点、この作品たちは、適当に力が抜けて、ポップな感じが出ています。
このあたり、タイの「サヌックの精神」が生きているのでしょうか。

タイの間伐材の製品は、最終的には、日本国内でバカ売れされては困るものですが、日本のおもちゃ作家さんの刺激になるのではないかという気がしています。

つぎ、タイ版レッドリボン

タイのエイズ対策キャンペーンの「Yellow Lilian」です。
タイでは、人口6000万人中100万人がHIV、AIDS感染者ということで、積極的にエイズ、HIV対策が行われています。
しかし、アジア全体を見ると、2007年の1年間で新規に感染した人が96万人もいます。つまりタイ国内の感染者数とほぼ同数の新たな感染者が出ているのです。
日本ではは、エイズ検査が進んでいる長野県が新規感染者の上位にランキングされるという状態で、現状の把握が遅れていて、エイズ後進国と言われても仕方がない状態です。
一方、タイでは、貧困の問題を持っているにも関わらず、抗レトロウイルス療法を必要とする人々の50%以上に提供することに成功しています。
その成功のうらには、このようなキャンペーンと、実際の活動、それを支える尊敬する人たちのリーダーシップがあるからだと思われます。

日本じゃあレッドリボンなのになんで黄色なの・・・という疑問もありますが。
黄色は、タイのプミポン国王の色であり、お坊さんの服のいろでもあります。
金属製の文字の書かれた部分には、タイ語でエイズに対抗する意思と、お寺の名前、そして、国王の事が書かれています。
このあたりもタイらしいですね。

それと、このリストバンドは、日本国内での販売において、赤字覚悟の、販売金額の半額をエイズのために支払うというものです。
日本は物価が高いので、普通なら、諸経費を支払えば10%も募金できたらいいところなんですが。500円中250円をエイズのために支払うというのは、とても大変です。

トラグーン http://tragooon.com/

Yellow Lilian Project http://tragooon.com/cms/?page_id=65

ちなみに「モザイクモールこうほく」には、ここ20年ほどの阪急系列の方程式である、大阪の万博やらエキスポランドからタッグを組んでいる大観覧車に強い遊園地リゾート施設の会社の泉陽興業との関係もあり、大観覧車があるので、暑さがひと段落したあたりで、乗ってみるのもいいかもしれません。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]