マングローブの植林体験 [2008年08月31日(Sun)]
マングローブツアーは、単にマングローブを見るだけでなく、マングローブの植林活動も行います。
浅瀬に船を止めて、干潮で現れた小さな陸地にマングローブの苗を移植してゆきます。
陸地に上がると船では見えない生物が見えてきます。
トビハゼの仲間かと思われます。
魚なのですが、水分を蓄えておくことができ、そこでエラ呼吸をすることで、地上での活動ができます。
こちらは小さなカニ。
こいつは、運悪く、マングローブを植えようと鍬を入れたら、掘り起こされてしまったようです。
日本にいるシオマネキとかと同様に、片方のハサミだけが大きいのが特徴です。
粘土質の干潟にカニ穴を作って潜っているのですが、足音を立てずにずっとじっとしていると、穴から出てきて、何匹も大きなはさみを持ち上げます。
もっと観察すれば、さらにいろんな生物が見えてくるのでしょうが、潮が満ちてきたので、植林の作業も終わりです。
満ち潮に乗って村に戻ります。
さっき植えたマングローブの苗に、海水が満ちてきています。
いつか、奥に見えるような、大きな木になりますように。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
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