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ロイカトン祭二日目 [2008年11月10日(Mon)]

ロイカトン祭二日目 [2008年11月10日(Mon)]

今日こそは晴れるかと思いましたが。
ロイカトン祭二日目は、天気予報の曇りではなく、昼頃から雨が降り出しました。
しかも無茶苦茶サムイ。

寒さに弱いと言われる、タイ人ですが、お祭りということなのか、とても元気です。

お客さんが少なくて、ヒマになったら、手拍子をして踊っているお店があるし、ミスコンテストでは気温が11度とか12度でしかも小雨が降っているというのに、肩を出した服を着ていました。

 

 

さてさて、こういうお祭りで売り子をしていると、いろんな事が起きます。

タイの神様のTシャツを販売していたのですが、あるタイ人が5枚買うから、一枚おまけして、5枚分の費用で6枚欲しいと言って値切ってきた。
そこで、このお店は、貧しい地域の子供たちが学校に行くためのお金を集めるために物を売っているので、値下げ出来ないと話すと。
もう一枚、Tシャツを手に取り、7枚のTシャツを7枚分の値段で買っていきました。
有り難いお客さんです。

飲食のお店は、売上がたくさんあがったら、うちのように、奨学金などのお金を集めているブースに行っては買い物をするんです。
しかも、気に入った物を買っていく。
これって、フェアトレードの運動とどこか共通点があるように感じます。
この傾向は、由比ヶ浜の海の家「リトルタイランド」でもそうだったし、他のタイ関係のイベントでもそうでした。

こちらも、良くして頂いたお店に行って、食べものを調達します。
出来れば、お客さんがすっと空いた瞬間を狙っていきます。
その時、よっぽどの好物があった時は別ですが、出来るだけ材料が残ったら困るようなものを選んで買うようにしています。

また、いろんな人に再会します。

3年前、ドキュメンタリーの取材に来てくれた方。
津波に被災したお客さんを引き受けていた、プーケットのゲストハウスのオーナーさんなどです。

津波からもうすぐ4年が経ちますが、変わらない人もいれば、いろいろ変わってしまう人もいるという感じです。

なんでもそうなんですけどね。

ただ、前回、プーケットに行った時聞いたのですが、津波以降は特に、日本人の良かった話を聞かなくなったそうです。
津波以外の要因もあったのだと思いますし、チャンスを掴む力が弱いからかもしれませんが、未だに日本人観光客が伸び悩んでいる事の影響は、まだまだジャブのように効いているようです。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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