いよいよ九州上陸か? [2009年07月16日(Thu)]

先週、タイトな日程で下関に行って、フェアトレードを実施している方にあってきました。

ツナミクラフトはすごく好評で、会ってお話しをした家庭料理の店の女将さんにも大好評。
持っていった全ての品を仕入れて頂きました。

さて、どんなところで販売されるかというと。
下関市豊前田町のカフェ「P cafe」や、山口県から北九州-福岡にかけてこの夏に実施されるイベントなどで販売するとのことです。

「P cafe」は、普段からさをり織りを実施しています。

そうそう、「P cafe」と言えば「熱帯雨林」の問題への取り組みを行っています。

毎日新聞 下関版 6月26日より

Tシャツ:ボルネオ島のみなしごオランウータンに 下関のカフェ店長が募集 /山口
◇保護施設「おむつ」に活用
親のいない幼いオランウータンに、要らなくなったTシャツを送りませんか--。下関で、マレーシア・ボルネオ島のオランウータンにTシャツを送る運動が広がりを見せている。Tシャツは現地で「おむつ」として使われるという。【尾垣和幸】

活動に取り組んでいるのは下関市豊前田町のカフェ「P cafe」店長、井上桂さん(37)。2年前、専門学校の非常勤講師としてフィールドワークのためボルネオ島を訪れた際、オランウータンの悲惨な状況を目の当たりにした。

井上さんによると、現地は約30年前から、食品や洗剤用の油が採れるパームヤシが多く植栽されているが、その代わりに原生林が次々と失われているという。原生林に住む動物たちの環境も変化。伐採のため森に入ってきた人間に驚いたり、密猟などで、オランウータン親子が離ればなれになるケースが目立っている。

現地の人たちが親に代わり、子どものオランウータンに森での暮らし方を教え、森に返すリハビリ活動を展開。しかし、オランウータンを保護している施設のおむつが不足している。井上さんは「最終的に私たちがパームヤシの油を消費している現実があり、関係ない話ではありません」と協力を呼びかける。

8月20日まで受け付けており、古くなったTシャツを洗濯した状態で「P cafe」へ持参か郵送を。問い合わせなど詳細は同カフェ(083・242・9565)へ。

〔下関版〕

このブログで紹介している。
エコロジーシアター「天の浮舟」で訴えている事の問題解決への動きの1つです。

オランウータンは、マレー語系列(インドネシア語など)で、森に住む人という意味で、一番人間に近い遺伝子を持つ類人猿だと言われています。

「天の浮舟」では、熱帯雨林を伐採するなどの自然破壊が、人に一番近い類人猿であるオランウータンではなく、人間(=オラン)に不幸をもたらしているお話しになっています。

ちなみに、タイの津波被災地に住む海洋少数民族は、オランラウトと呼ばれる民族に分類されます。

タイ南部でも、パームヤシの栽培が行われています。
津波の被災エリアもそうで、巨大なパーム畑があります。

実は、タイ南部では、パームやゴムの生産が活発なために、産業が発展しにくくなっています。
何故かというと、パームやゴムの生産に土地を割きすぎたために、主食の生産がおろそかになっています。その結果、主食となる米などの消費地となっており。物価が高くなる原因となっています。
物価が高いとどうなるかというと、その地域で、ものを仕入れて加工する産業が立地しなくなります。つまり、産業が停滞してしまいます。

ツナミクラフトのさをり織りは、その影響もあり、ファスナーや糸などを、タイ中部や北部から何百キロとか千キロ以上運んでそれを使わざるを得ません。
また、食料品などが高いために、人件費が高いこともあり、同じモノを作っても、タイ南部や北部には、価格面では負けてしまいます。
だから、品質やデザインで勝負しないといけないという面があるのです。

津波だからといって、可哀想だから買うというのは、もうとっくに終わっているので、現地では品質向上に真剣に取り組んでいます。

また、タイ南部では、砂糖椰子の一種らしいのですが主食になる植物の生産に取り組む地域も出てきたときいています。

つまり、環境破壊を起こすパーム油の問題とツナミクラフトの抱えている問題は、関係していて。それぞれの問題に関しての取り組みも、一見全く関係のない要に見えますが、裏で繋がっているのです。

「P cafe」のとりくみチェックしてみてください。

それと、ツナミクラフトのほうも、これで、青森県と山口県を押さえたので、あとは本州もオセロゲームのよにいきたいところです。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]