神奈川新聞に藤本ゼミのさをり織り販売の記事掲載 [2009年11月01日(Sun)]

神奈川新聞に毎年津波のさをり織りを販売している藤本ゼミのさをり織り販売の記事が掲載されました。

真剣です学園祭!国際支援アピールや死刑事件題材にした裁判劇/神奈川
2009年11月1日 神奈川新聞

県内各地の大学で学園祭シーズンを迎え、学生たちが日ごろの勉学やサークル活動の成果を趣向を凝らして披露している。小田原では関東学院大生が31日、裁判員裁判劇を行った。横浜では神奈川大生が国際支援への取り組みを模擬店でアピールした。

関東学院大学小田原キャンパス(小田原市荻窪)で法学部学生らが行った裁判員裁判劇で取り上げたのは、終戦後間もなく起きた強盗殺人事件で、戦後初の死刑判決が下された「福岡事件」。冤罪(えんざい)の可能性も指摘される同事件を広く知ってもらうのが目的だ。

事件は1947年5月に発生。博多駅近くで中国人雑貨商と日本人衣類商が射殺され、主犯格とされ75年に死刑が執行された西武雄・元死刑囚=当時(60)=、2人を射殺した石井健治郎・元受刑者=死刑から無期懲役に減刑後、仮釈放。昨年11月に91歳で死去=らが逮捕された。石井元受刑者らによる6回にわたる再審請求はいずれも棄却され、現在は弁護団が最高裁に特別抗告している。

劇は「もし、47年時点で裁判員制度があったら?」と想定し、宮本弘典教授が指導する宮本ゼミが主宰した。裁判官や検察官、弁護人、4人の被告は学生が務め、6人の裁判員は観客らから選ばれた。

48年に死刑判決を下した福岡地裁の法廷を再現するのではなく、判決確定後に判明したことや実際の裁判では取り上げられなかったことなどを加味して構成。検察側の被告人質問では被告が捜査段階の証言を翻すなど、法廷は“荒れ模様”に。検察側は死刑を含め全員に有罪を求刑し、弁護側は「強盗殺人は捏造(ねつぞう)」と無罪を主張した。

裁判員と裁判官3人による評議では6人が無罪、3人が有罪とし、判決では被告全員が無罪となった。

神奈川大横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋)で31日から始まった学園祭「神大フェスタ」では国際支援に取り組む学生が模擬店を出店している。

法学部の藤本ゼミナールの学生は、2004年のスマトラ島沖地震での津波で被災したタイの人々が織った「さをり織り」の小銭入れや手提げバッグなどを販売。収益は途上国の子どもの筆記具や玩具の購入に充てるという。

また、途上国の製品に適正な対価を支払うことで、生産者の生活を改善する貿易「フェアトレード」について学ぶサークル「One★Tone(ワントーン)」は、同トレードで仕入れたインド製の小物入れやネパール産のコーヒーなどを販売。メンバーの一人は「この機会にフェアトレードについて知ってほしい」と呼び掛けている。

同フェスタは1日も午前10時から午後5時まで行われる。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]