通勤するモーケン? [2009年11月30日(Mon)]

今日は、バンコクにあるヨーロッパ向けの通信社の方と同行して、村を廻ることとなった。
津波から5年が経過しようとしているということで、世界のメディアが被災地の今はどうなったかに注目してきているようだ。

最初にパクトリアム村に行き、草木染めの取材となった。
草木染めの作業は、いままでの作業場ではなく、今は地域のコミュニティセンターの軒先で行っている。託児施設も併設されているので、こちらの方が働きやすいのでしょう。

実は、パクトリアム村のすぐ隣の村でも、さをり織りが行われていて。さをり織りを織っている方が、パクトリアム村に来ていました。
私の事を知っている限りの英語で「ミスターさをり」とか言ってました。
ちょっと照れ臭かったけど、なんとなく嬉しかった。

草木染めのあとは、モーケンのボートを作っているところに移動となった。

どんなところで作っているのか、興味津津だったのですが。
行って唖然としました。

山の中に忽然と、現代的な住宅地が現れ、そこでモーケンのボートが作られているという。
しかも、作家は、モーケンの住処として有名なスリン島に船で通っているのだという。
もしかして、モーケンの方が通勤しているの???
文化的な生活というのは、いろんな定義があるのですが。
ちょっと、複雑な気持ちになってしまった。

てなことで、作家さんがまだ戻って来そうもないので、近くの港に行ってみた。

見事なマングローブの中の漁港という感じ。
船の上では、仕掛け網の準備をしていた。
この地域では、この漁法が一般的で、どこの漁村に行っても仕掛け網が置かれている。
マングローブの地形にあっているんでしょうね。

港のわきには、たくさんのカニがいた。シオマネキの仲間なのでしょうか、ハサミを持ち上げて振り回しています。

作家さんがスリン島から戻ってきたので、作業の様子を撮影。
どうにか無事に取材終了。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]