問題解決から社会との接点を増やす [2010年06月29日(Tue)]

夕張でお弁当の配送サービスをしている方と再会し屋台村で食事。
楽しい仲間との食事は楽しい。

さをり織りがきっかけで夕張に通い出して3年がたちました。

当たり前のようですが、変わるものは変わり、変わらないものは変わらない。

古くからやっていたのに閉まってしまった店もある一方で、新しくておもしろい店も増えた。

久しぶりに泊まったホテルは、日本人相手から、アジアの観光客を受け入れる体制に変わっていた。
一番わかりやすいのが朝食。3年前は、和定食と洋定食から選ぶタイプだったのですが。
今は、ビッフェ形式。これなら、無駄も少ないし、多様な好みに応えることができる。
朝食のバンケットルームには、中国人や韓国人の家族ずれがいっぱいでした。日本人の肩身が狭いほどでした。

変わらないものもある。
夕張は炭鉱で働いた年金で暮らしている人が多く北海道の他の地域に比べれば収入がある方で、しかも町の規模が最盛期の10分の1以下になったこともあり、施設やインフラが人口以上に整っている。住宅は炭鉱が盛んだった頃は、増える人口に対応するために粗末だったが。そのうち改良型と呼ばれる住環境が改善されたものに変わった。
そんなことで、ここにいれば特に社会との接点を増やさなくても楽に過ごせるということでひっそりと住み続ける人も多いとのこと。
これが孤独死に繋がるとのことです。

孤独死をした人自身は、亡くなってしまったので本人にとって良かったのか悪かったのかはわかりませんが、社会としては孤独死は問題と捉えられている。
そんな問題の解決と、障がいを持っていたり、若者の雇用が少ないために社会との接点が持てない人のための事業が夕張で立ち上がっている。

お弁当の配達という、何も特別なことではない仕事をすることで社会の問題を解決していこうというのは、当たり前のようでいて当たり前ではない画期的なことではないかと思います。

現在、次の事業として、放課後の居場所事業として、発達障害の受け入れが出来る学童保育の準備を進めているそうです。
医学などが発展したことで、今まで障がいと思われていなかったり、見落とされていたことも障がいとして認められるようになってきたにも関わらず、なかなか対応できていないという問題に着目し。障がいとともに生きていくため、障がいを持つ持たない双方の社会の接点を増やし共生できるようにしようという目論見です。
前例があまりないことなので、行政の手続きがなかなかうまく進まず、オープンが遅れているとのことですが。
どのようになっていくのか楽しみです。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]