津波による島の廃墟と復興住宅 [2010年08月01日(Sun)]
式の翌日は、プラトーン島を訪ねる。
一行は二隻の船に分乗する。
マングローブの生い茂る内海は静かだ。昨日と一転して雨が降る中、船頭さんは傘をさして船をあやつる。
約一時間かけて島に着く。ここは、津波の前まで人々が住んでいたところ。
建物は何一つ無く、植物が生い茂り、基礎の部分のコンクリートだけがそこに村があったことを示す。
30分ほど散策し、今度は復興住宅のある村に行く。
ここはライオンズビレッジと言って、ライオンズクラブが作った巨大な復興住宅だ。
高床式の家はとても立派なのだが、空き家が多い。住宅が確保できたのはいいが、ニーズとあわなかったのだろうか。とはいえ、そこで、ホームステイもできちやったりします。
タイの津波被災地の復興住宅街でいつも驚くのは、必ず大きなコミュニティーセンターがあることです。
設備的には大きな屋根という簡素なものなのですが、住民が全員集まれるぐらいのキャパシティがある。タイの民主主義政策の流れなのでしょうね。
余談ですが、この村は、見事に車が少ない。私が見たところ4台ぐらいしかみかけなかった。しかも、本土では見かけない特殊なタイプのものが大半。まあ、大きな荷物を運ぶとき以外は必要ないんでしょう。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
Share this content: