災い転じて福男!不運の転倒男性、福男選抜の安全管理役に [2011年01月03日(Mon)]

災い転じで福となる。ツナミクラフトもそうなるのか。
松葉杖で指導・・・ウルトラマンレオのモロボシ・ダンみたいだ。
このブログでは、スポーツ選手の引退後の問題についての記事がけっこうアクセスがあったりするので、医療事故の被害者たちが医療安全への取り組みに関わっている話もそこそこアクセスがあるのですが。その両方の要素を持ったお話です。
私が小さいころから慣れ親しんだ西宮神社の話というのもちょいとポイントかも。

<西宮神社>災い転じて福男!不運の転倒男性、安全管理役に (毎日新聞 – 01月03日 10:42)

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で、毎年1月10日に行われる「開門神事 福男選び」。99年にトップを走りながらゴール直前で転倒し、同年のクリスマスイブにはオートバイで転び右足に後遺症が残った男性がいる。その後、開門神事で献身的に活動し、神社の後援団体「開門神事講社」の初代講長に就任、裏方の雑踏警備などを担当する。「全ての人に福を持って帰ってほしい」と願っている。

開門神事は、門から本殿までの約230メートルを駆け抜け、上位3人はその年の福男と呼ばれる。同県尼崎市の会社員、平尾亮さん(34)は大学陸上部の現役選手だった97年と98年、2度にわたり2着の「二番福」に輝いた。

しかし、翌99年の福男選び。1列目中央の絶好の位置からスタートを切り、先頭を走ったが、ゴールの本殿前約5メートルで、足がもつれて転倒、後続に次々抜かれた。そのシーンはテレビで繰り返し放送され、「日本一不幸な男」と呼ばれた。この年のクリスマスイブには、オートバイで名神高速を走行中に転倒、大型トラックにひかれ大けがをした。

入院生活で、ふさぎ込みがちだった平尾さんを前向きに変えたのが、大学の同級生の言葉だった。「えべっさんが、命を守ってくれたんじゃないか」

次第に感謝の気持ちが湧き、01年には一時退院して松葉づえで福男選びに参加した。

8年前からは開門神事の度に整理券を配ったり、交通整理をしたりするなどボランティアをした。神社側が福男選びの元参加者に呼び掛け、09年に設立した開門神事講社の初代講長に就任。本番では危険なゲタ履きで走る人がいないかなど、服装指導も担当する。

今年の開門神事でも、平尾さんは松葉づえをつきながら安全を守る。「もし(1着の)一番福になっていたら、その後は開門神事に関わっていなかった。本殿前での転倒も、交通事故も不幸ではなく、えべっさんと自分とを結びつけてくれた一つの出来事だったと思っている」と語った。【後藤豪】

[CANPAN blog STILL ALIVE より]