仙台にタイの津波被災者たちが作ったTシャツ届く [2011年04月23日(Sat)]

仙台の「さをり本舗ねこや」のスタッフの皆さんが、タイの津波被災地の復興プロジェクトで作ったさをり織りのTシャツを着て記念写真を撮って送ってくれました。

このTシャツのオリジナルデザインは、この「さをり本舗ねこや」さんのもの。去年の7月にタイのツナミクラフトのさをり織りの製品を取り扱ってもらおうと、「さをり本舗ねこや」さんにお伺いしたところ。ギャラリーで面白いTシャツを見つけ買って帰り。それをタイのさをり研修センターに着ていったところ。身包みはがされて、どのようにして作られたかをチェック。そして、このTシャツが出来上がりました。
このTシャツは、タイでは売れています。まあ、価格が高いのでバカ売れというわけではないですが、今までのTシャツより安定して売れています。

そんな、ご縁のあるTシャツです。
完成品を「さをり本舗ねこや」さんに見てもらおうと、持ち帰ったところ、この震災が起こりました。

信じられない出来事でした。

「さをり本舗ねこや」さんに始めて行ったとき、仙台は災害に対しての意識が高く、しかも、かわいいということで、ツナミクラフトの販売が好調で、販売店を増やそうと仙台のお店を回っていたのですが。3.11で、まさか仙台に津波が来るとは思っていませんでした。

東日本大震災の一週間前まで、タイのスマトラ島沖地震の津波被災地にいたわけですが。プーケット空港まで送ってもらう車の中で、津波の被災者でもあるスイス人に「日本は地震が多いと聞くけど、津波は大丈夫か」なんて聞かれたので「歴史から予想すると、近い将来、でかいやつが来る」と返事したのですが。
まさか一週間後に来るとは思っていませんでした。

「さをり本舗ねこや」さんは、仙台駅より海側に数キロ行ったところだったのですが、津波からは免れました。しかし、スタッフや利用者の方の一部は、家を失うなどに遭いました。
「さをり本舗ねこや」さんは、被災したスタッフの避難場所にもなりました。

そして、3月22日にいち早く、スタッフが全員集合して、業務再開。
普通に戻ろうとする行動を開始したそうです。

普通に戻る、居場所があるというのが一番の安心。

織る事ことで、災害で傷ついた心を癒すことができる。

この写真が届いたということは、少しは余裕が出てきた証拠かもと感じています。
6年後の未来を着ているのかもしれません。

とはいえ、さをり織りのような、趣味性の高い商品は、被災地では売れません。
だから、何かできないかと思い、アースデイ関門、アースデイ東京のツナミクラフトブースで販売しております。

「さをり本舗ねこや」さんをぜひ応援してください。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]