10メートルの津波から薪ストーブ工場再開 [2011年07月16日(Sat)]

以前紹介した、釜石にある薪ストーブ工場に行ってきました。
津波から4カ月経っていることもあり、普通に営業というか、ワカメ洗浄機の復興需要で大忙しでした。
しかし、実は、この工場は10メートルの津波にさらされ、2階までやられて、OA機器や図面や書類を失ったそうです。

黄色い線の所まで津波が来た。

 

ここまで海水が来たと語る石村社長

幸い社員は全員無事で、石村社長は被災した工場を見て、クレーンが大丈夫だから復興できると確信し工場を再開した。
今回の震災で、数日にわたる大規模停電を経験したユーザーからは、電気が無くても暖をとれる薪ストーブが確約したとのお礼のメールや手紙がたくさん寄せられ。
パソコンやOA機器は全て中古で揃え。
製造途中の薪ストーブを拾い集め、ひとつひとつ、点検し、さび止めをし、出荷を始めた。

クレーンと瓦礫の中から救出された製造途中のストーブたち

今、大量に生産しているのが、三陸の復興のカギとなる。水産物の加工のための機械の生産。

ワカメ洗浄機

原理的には巨大な洗濯機。
これがあるから、おいしいワカメが食べられる。

港湾施設が復旧し、水産加工の工場が復旧すれば、三陸の大きな産業が大きく復興することになる。
10メートルの津波に遭った工場が、三陸の復興に貢献している。

同時に生産される薪ストーブは、災害に強い暖房器具として多くの人の命を守る。

デモ機の出荷待ちのトラックに「負けねぞ 釜石!」と書かれていた。

■参考ページ クラフトマンストーブ http://www.craftman-pe.com/

[CANPAN blog STILL ALIVE より]