宮古のTシャツを着て海の民を訪ねる [2011年09月02日(Fri)]

タイの津波被災地には、モーケン、モクレンやその他マレー系など様々な海の民が住んでいます。

今回の調査旅行では、そのうちいくつかの海の民を訪ねました。

パクトリアム村の女性たち。

草木染めを行っているパクトリアム村は、津波の前まで島に住んでいたのですが。津波のために島の形が変わってしまい。今までの場所に住めなくなってしまいました。
そこで、内陸部に作った新しい村に、コミュニティ毎引っ越してきました。

タイ南部には、イスラム教徒の漁村がたくさんあります。
いくつかの村を訪ねるとわかるのですが、村ごとに顔が違うんです。
いまではタイ人として同化して暮らしていますが。このあたりは、海のシルクロードの一部ですから。いろんな民族がこの地に移住して暮らしているのでしょう。

モーケン族の方たちと宮古の「浜守人」Tシャツを着て

文字を持たずに、200年以上前の津波について、口頭伝承で伝え被害を最小限に抑えたモーケン族の方たちです。
この部落では、津波の兆候が見えると、ヤシの木に登るように伝わっていたとのことです。ちなみに1本のヤシの木の定員は3名だそうです。
残念ながら、1歳の子供1名が行方不明になりましたが。それ以外は無事だったそうです。
こちらも、島の形が変わり住めなくなったため移住を余儀なくされたわけですが。モダンな家に住む事になり、伝統的な生活ではなくなりました。
かつての生活は懐かしいけど、今の生活も悪くなく、時代の流れだと悟っているようでした。

そうそう。モーケン族の方が、津波のあとにボランティアに来てくれた日本人が、いまどうしているのか気にしていました。スズキ・ユウキという方だそうです。

ご存知の方がいらっしゃれば連絡ください。
東日本大震災があったのでとても心配なさっています。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]