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みやこほっこり映画祭にてツナミクラフトと大洗との繋がりのトークショーと展示とガルパン劇場版上映

みやこほっこり映画祭にてツナミクラフトと大洗との繋がりのトークショーと展示とガルパン劇場版上映

2016年12月3日、みやこほっこり映画祭での映画『ガールズ&パンツァー劇場版』上映のあとに、ツナミクラフトとガルパンの舞台の大洗町との繋がりや、会場となった宮古市にどのようにしてさをり織りが伝わったかの話をする機会がありました。
コアなファンの多いガルパンだけにたくさんの方が話を聞いてくれました。

『ガールズ&パンツァー劇場版』は、女子高生が「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに劇中の世界に存在する「戦車道」で学校の存亡をかけて戦うという作品。第二次大戦に使われた戦車がいろいろ出てきて、それぞれのお国柄を模したかわいい女の子たちで構成されたチームが対戦するのでミリタリーマニアに人気で。その舞台となった茨城県大洗町はファンたちの聖地訪問で賑わいが出てきています。

今回の上映は、映画館の支配人さんの配慮で通常より大きな音での上映となり。戦車の走行音や爆発音の迫力アップ。

上映が終わりトークショーに。

トークショーのはじめに来場者に「あなたとガルパンとの出会い」という質問をなげかける。
口コミで面白いと聞いてからはまったという方などが多かった。
それを受けて、ツナミクラフトとガルパンとの出会いについて話した。

「あんこう焼きで出会った」と言うと会場は騒然となった。

あんこう焼きとは、茨城県名産のサツマイモの餡を、たいやきではなく大洗名物のあんこう鍋に使う魚アンコウをかたどった型にいれて焼いていたお菓子でした。
ツナミクラフトは東日本大震災の被害に遭った大洗リゾートアウトレットの復興オープンの時、タイの津波被災地でつくった「PRAY FOR JAPAN」と書かれたさをり織りのリストバンドが復興商品として採用されました。その売り上げの一部をつかって岩手県に通い、三陸さをり織りプロジェクトが宮古市で始まりました。そこから、みやこほっこり映画祭に繋がってゆきます。

 あんこう焼き(新)

 あんこう焼き(旧) 借りて来た写真です。自分で撮った写真が見つかれば入れ替え予定です。

リストバンドの販売開始以来、ツナミクラフトは、大洗に通っていました。その時、リゾートアウトレット内にある「まいわい市場」で、あんこう焼きを食べるのが楽しみでした。
ところが、ある時、あんこう焼きの形が変わっていたのです。
今川焼とか太鼓焼きといわれる形になり、かわいらしいあんこうのイラストに「ガールズ&パンツァー」と書かれていた。ふと周りをみると、何やらセーラー服を着た女の子が戦車に乗っているイラストが・・・・

これが、ツナミクラフトとガルパンとの出会いでした。

ガルパンにはいろんな女の子が出てくるのですが、主人公の西住みほがいるあんこうチームに武部沙織という子がいて。これもなんとなくさをり織りとなんとなくつながるのも面白い。

みやこほっこり映画祭の会場には、被災地をつなぐさをり織りを展示しているのですが。
その布には、ガンパンの登場人物の武部沙織やガルパンに関係があるものが織り込まれているものがあります。

これは、東日本大震災の3年目の日の前後に大洗リゾートアウトレットで被災地をつなぐさをり織りのワークショップを実施したからです。

なぜ、その日にワークショップを開いたかというと。大洗リゾートアウトレットとのリストバンドの取引もありますが。大洗町は、東日本大震災の時は津波による浸水で大きな被害がありましたが、1999年の東海村JCO臨界事故を受けて緊急時の避難誘導のアナウンスの方法を研究していて死者・行方不明者がゼロでした。しかし、死者・行方不明者がゼロだったが被害が報道されにくく、故にボランティアなどの支援が集まらず。自力で復旧・復興をすることとなりました。

ツナミクラフトとしてはそんな町だからこそ応援したいという思いがあり。東日本大震災の3年目の日を大洗でワークショップをして過ごす事にしました。

その時に織ったのがガルパングッズなどが織り込まれた布なのです。被災地をつなぐさをり織りではおよそ50本の布がありますが。そのうち4本にガルパンに関係するものが織り込まれています。

みやこほっこり映画祭では、宮古市中心部の町中に分散させて布を展示しているので、景品の当たるスタンプラリーと併せて、町中を歩いてガルパンを見つけるという仕掛けもしました。

 

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