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タイと日本との津波からの復興の違い(1) 津波後に人口が増加!?

タイと日本との津波からの復興の違い(1) 津波後に人口が増加!?

この夏のスタディツアーのPRのため最近ラジオへの出演が多いのですが。そこで興味深く聞かれるのは、タイと日本との復興の違いについてです。そこで、何回か連載でその復興の違いについて触れてみようと思います。今回はその第一弾「津波後に人口が増えた」です。

津波後に人口が倍増した町も

東日本大震災の津波被災地は、人口減少傾向が強い地方の町が多く、津波をきっかけにさらに人口減少に拍車がかかったのではという状況が起きています。一方、タイのスマトラ島沖地震の津波被災地は首都バンコクから700キロ以上離れた地方ではあるのですが津波後に人口が増えています。
カオラックを擁するパンガー県タクアパ郡では、津波前の人口が19000人程度だったのですが、津波で1000人以上が犠牲になったにもかかわらず、津波から10年後には人口が40000人弱まで倍増しています。
この町は観光で成功した面はありますが、それ以外の町でも人口が増加傾向があります。(離島には減少したままのところがあります)

日本では考えられないですよね。

原因はいろいろ考えられるのですが、とにかく見事に復興した事で人口が増加していることは確かです。次回から、その原因について書いてゆきたいと思います。
また実際に現地に行ってなぜそうなったかを体験してもらいたいと思います。スタディツアーの申し込みはこちら。20日までになるべくお申し込みください。まずはお問い合わせを。

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次回は、タイと日本との津波からの復興の違い(2) 「仕事の復旧の早さと新しい仕事づくり」

 

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