台風10号のあとを訪ねる(宮古市、岩泉町)

昨年、2016年の8月30日、台風10号の豪雨が岩手県を襲いました。その日はおりしも東日本大震災から2000日目でした。場所によっては津波そして洪水とダブルパンチを受けた所もありました。

あれからもうすぐ1年という事で、宮古市と岩泉町をまわってみました。

今回の滞在先は閉伊川の河口に近い宮古市藤原地区です。
この地域は津波と洪水とのダブルパンチの地域で、悲惨な事件や孤立集落の問題で有名になった岩泉町とは対照的に洪水に遭ったにもかかわらずボランティアが来ず。自力で一カ月かけて泥出しをしたという話を聞きました。
いまは平穏な町です。

宮古市の末広町商店街

この地域も津波と洪水のダブルパンチ地域です。せっかく津波から復旧したのに、今度は洪水という事でずいぶんショックがあったようですが。夏まつりでは元気にやっていました。
ただ、宮古市役所の移転によって町の中心がまた変わるので、今後どうなってゆくのかが心配です。

龍泉洞

岩泉町の観光名所「龍泉洞」。台風では洞窟が水没しましたが復旧し観光客を受け入れていました。外は真夏ですが洞窟の中は気温10度なので涼しい。たくさんのお客さんが来ていました。

岩泉町中心部

岩泉町の中心の岩泉うれいら通り商店街では「龍泉洞ブルーArt Week 2017」が実施されてしました。街角に青をテーマにした展示やワークショップが行われていました。川に近い浸水した地域も日常を取り戻しているようでした。
商店街をうろうろしていたら、山ぶどう染めの作家さんとばったりと会い工房にお邪魔させていただきました。

道の駅いわいずみ

昨年の岩手国体の会場となる予定だった球場は手つかずの状態でしたが、道の駅は活気を取り戻し。近くにある岩泉ヨーグルトで有名な岩泉乳業では建物の中に設備を搬入・設置の作業をしているようでした。生産を再開しようという勢いを感じました。

昨年の水害を記録した写真集の販売、九州の水害を支援する募金箱がまちの所々で行われていました。

復旧したところもあれば、まだ、復旧・復興の途中というところもありますが、当事者として次の災害に対してなにか出来ないかという心意気を感じました。