アジア、中南米、アフリカを旅する前に見ておいた方が良い動画

ツナミクラフトの活動のきっかけの一つは「エコロジーシアター」だったりします。
エコロジーシアター」は、NPOレインボーが行っている音楽と映像で織り成す朗読劇です。
ツナミクラフトの代表となる東山は、舞台裏の仕事の知識と経験があることから、ひょんなことがきっかけで「エコロジーシアター」の舞台制作として関わるようになりました。

その中で『天の浮舟』という作品は私にとって大きな影響を与えました。
天の浮舟』は熱帯雨林の問題と日本社会と人権問題との繋がりを表現した作品です。舞台は東南アジアのある国と日本です。当時、私はJICAの教材を作る仕事や、スマトラ島沖地震の津波直後ということもあり、タイやラオスに行っていたので身近な内容でした。

親の仕事の都合で日本から東南アジアの国に引っ越した少年が、ある少女との出会いから気球に乗って大冒険をする話です。途中に熱帯雨林の生態系の話などが出てきます。そして、その気球が向かうのは・・・?

この作品の画期的な所は、環境関係の創作の話の多くは身近な環境の話で完結しがちです。ところが『天の浮舟』は、熱帯雨林と日本という国境を超えた地域のつながりや、自然破壊が人権や紛争の問題と関わっていて、大きな意味での社会の循環のようなものが表現されています。
この作品を見て、子どもの人権の問題、環境の問題、紛争の問題は実はつながっているのに、NGOたちは個別に対応しているという指摘をされた学者さんもいました。この方は2008年の洞爺湖サミットと関連して実施されたNGOの集まりで、この作品をきっかけに専門外の部門の会議に参加して、分野を超えた交流をしたそうです。

いろいろ書きたいことがいっぱいあるのですが、とにかく関連ページと動画を見てください。

こちらのページで説明と動画が見れるのでまずは是非見てください。解説や関連リンクもいっぱい書いてあります。

フェアトレードに関しては、この作品と出会う前から、チョコレートやパレスチナのビールなどで知ってはいたのですが、タイのインド洋大津波被災地に通っていただけでは、フェアトレードを使って津波被災地を支援しようという発想は無かったと思います。また、販売をすることで、人身売買の問題に取り組む事も無かったと思います。さらに、リアルなタイの暮らしを体験できるスタディツアーもなかったと思います。

余談ですが。この作品の公演で出会った、星野さんとは打ち上げの席でフェアトレードの話とかしていたのですが。その時、なにかやりたいと言っていたのですが。それが、バレンタインチョコレートをフェアトレードにしようという「チョコレボ」という運動でした。

さらに余談ですが、NPOレインボーは、「レインボーパレード」という環境問題をとりあげたパレードがルーツです。ちょうど20年前、1997年11月24日、地球温暖化防止京都会議(COP3)に合わせ、環境問題の深刻化を懸念する学生、主婦、会社員、公務員、など一般の人たちが中心になり、渋谷・原宿において行ないました。世界的なミュージックシーンのエコロジカルな流れともつながり、虹の色のようにあらゆる立場からの参加者が一堂に会し、協力しあったこのパレードは、地球の時代へ向けて新しい動きが始まっていることを実感するものだったそうです。
当時は岡野弘幹さんのクラブ・リーラというイベントのインターネット中継チームとして手伝っていたのですが。岡野弘幹さんが、渋谷でむっちゃ面白いパレードをやったという話を大阪か京都のクラブで聞いた事を覚えています。後に自分が関わるとは思ってませんでした。

思い出話はさておき、とにかく、いろんなものが繋がっているということがわかる作品です。

アジア、中南米、アフリカを旅する前に是非見てください。
特にスタディツアーに行く人は必見です。

その国で起きている事と日本がどのように繋がっているかの視点を持って現場を見る旅をしてみてください。

エコロジーシアターは公演回数は減ってますが、地道に活動をしています。公演のご依頼はNPOレインボーまで。

 

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