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2018年夏スタディツアー特設ページ【催行決定】

2018年夏スタディツアー特設ページ【催行決定】

教育と多文化共生
日本と違う津波復興で学ぶ旅 訪問国タイ

実施時期 2018 年8月3日出発 6 泊8 日  

2018年夏のスタディツアーは、教育関係者からの要望の多い8月上旬に実施予定です。

このページでは、2018年夏のスタディツアーについて適時にアップデートしながら、どのようなツアーなのかを紹介するページです。
※2018年7月2日更新

◆ツアーの価格や申し込みはこちら
◆2019年春スタディツアー特設ページはこちら

この夏のスタディツアーのテーマは「教育」

2004年インド洋大津波のタイの津波被災地は多文化が共生する地域。
津波をきっかけに、復興策として持続可能な開発手法が取り入れられ、グローバル社会に対応した教育なども実践されています。
この旅で、様々な境遇の子供たちや、新しい住民への防災などの教育、地域コミュニティの能力向上などをどのようにしていくかを考えてゆきます。

主な訪問先

  • バーンターンナムチャイ (津波をきっかけに出来た児童養護施設とモンテッソーリ教育を取り入れた保育園)
  • CDC (ミャンマーからの労働者の子供たちの教育とタイ人の職業教育を行う施設)
  • タレーノーク村ホームステイ (学校で児童が津波の犠牲となったイスラム教徒の村、防災教育、公教育と宗教教育)
  • FED  (ミャンマーからの労働者の子供たちの教育施設)
  • さをりセンター (フェアトレード生産者)
  • バンサンファン (津波をきっかけに出来た児童養護施設)
ミャンマー人労働者の子供たちが通う学校(パンガー県ナムケム村) 写真 志葉玲

ミャンマー人労働者の子供たちが通う学校(パンガー県ナムケム村) 写真 志葉玲

 リンク:ジャーナリスト志葉玲公式ウェブ

ツナミクラフトのスタディツアーへの想い

防災、復興、人々の暮らし、心のケア
子どもたちの教育、多文化共生

東日本大震災から7年が経過し、東北の被災地復興のスタディツアーが数多く実施され、参加者たちは、被災地を実際に訪ねて防災、復興などを学んでいます。

しかし、それでは不十分なのではないかとツナミクラフトでは考えています。
それは、将来自分たちがどのようになっていくか? なにが理想の復興なのかのイメージがつかみにくいからです。
東日本大震災の被災地で起きた事を学ぶことは貴重な経験ですが、いま復興策を行った先がどうなるのかというゴール地点がイメージできないという事が起きがちです。

ツナミクラフトのスタディツアーで訪問する地域は、津波からの復興に成功した地域です。
タイ南部は2004年スマトラ島沖地震によるインド洋大津波の被災地で大きな被害が出ましたが、東日本大震災被災地とは違った復興プロセスを経て「人口が2倍になった地域」「防潮堤のない海岸」「2年で仮設住宅が解消」など、日本では信じられない事が起きています。まさにアメイジング・タイランドです。

残念ながら、この事実について日本ではあまり知られていません

津波からの復興がうまくいった事例を現地で見て体感することで、自分たちが何を目指し、なにをもって復興を成しえるかを考えていただきたいと考えています。
復興は長い道のりですが、それだけにゴールをイメージすることが大切です。ゴールを知る事が、ゴールを目指すモチベーションとなり、ゴールに到達することを可能にします。

是非現地に足を運んで実際に見てください。
そして、一緒に考えましょう。

地域の誇りを大切にしたツアー

このスタディツアーは、地域の誇りを大切にした「コミュニティ・ベースド・ツーリズム」を体験できます。コミュニティ・ベースド・ツーリズムは、日本では知名度が低い言葉ですが。世界各国で、持続可能な形での地方の活性化の有効な手段として注目されています。

避けられないグローバル社会に対応した教育

児童養護施設や教育施設を訪問し。避けられないグローバル化の波の中、多文化が共生して生きていくすべを学ぶ教育を見る事が出来ます。庶民が通うモンテッソーリ教育が受けられる幼稚園ミャンマーからの労働者の子供たちが母国語のビルマ語・タイ語・英語で教育を受ける学校ホスピタリティ英語、職業教育・・・・。グローバル化した世の中で生きていくための教育が行われています。

★参考 ミャンマーからタイに来た子供たちの置かれている状況

この地域の誇りのひとつが「仏教徒、イスラム教徒、キリスト教徒などが共存して暮らしている」ということです。

サスティナブルツーリズムの先進事例

現地パートナーは、サスティナブル・ツーリズムで様々な賞を受賞したり認証を得ています。2017年9月に東京ビッグサイトで実施したツーリズムエキスポジャパンで日本やアジアの旅行業界の方の前で先進的な取り組みとして事例発表を行いました。

このように、このツアーは、今の日本に必要な事例がたくさんあります。是非参加してください。

今までの主な参加者は、大学生、研究者、専門家、経営者、教育関係者、ジャーナリスト、一般社会人などです。新聞連載記事、学会発表、学会誌の論文掲載につながった事があり。大学生参加者は、ツアーに参加した後に、大学院進学、海外留学を決めたり、大学のボランティアリーダーになるなどの実績があります。

龍谷大学の体験学習プログラムに複数回採用されたり、高校の実施する海外スタディツアーへの採用実績があります。
グローバル人材育成のために、まずタイの先進事例を見てほしいと思います。

被災地に通い続けた経験豊かな案内人

津波被災地でつくられた製品をフェアトレードで販売するツナミクラフトの代表 東山高志は、阪神淡路大震災の被災経験、スマトラ島沖地震の支援経験(12年以上タイの津波被災地に通っています)、東日本大震災の被災及び支援経験があり、当事者と支援者の両方を経験しています。また、岩手県沿岸部ではタイの津波被災地の経験を活かした住民が主体となったプロジェクトを起こしました。このプロジェクトは現在も活動は継続し少しずつ広がっています。JICA国際協力機構の教材ディレクターを務めていた経験もあり、タイの地方行政、中米の医療の質改善など様々な分野の教材製作経験により幅広い知識があります。

日程表

【旅程/プログラム】
日付 旅程/プログラム 宿泊地 食事
8月3日(金) 【移動日】
《航空機》出発⇒バンコクで乗り継ぎ⇒プーケット国際空港
《専用車》空港⇒ホテル
プーケット
ホテル
8月4日(土) 【タイ南部と津波を学ぶ】
専用車またはタクシーでカオラックへ移動
カオラックのホテルにチェックイン後に震災遺構のある市場へ
カオラック
ホテル
8月5日(日) 【津波孤児施設で子供たちと交流】
専用車移動 訪問先
バンサンファン、バーンターンナムチャイ
ナムケム村
津波避難所兼青少年センター


8月6日(月) 【タイ最大の津波被災地】
専用車移動 訪問先
幼稚園、津波記念公園、CDC、さをりセンター
ナムケム村
津波避難所兼青ユースセンター


8月7日(火) 【イスラム教徒の村でホームステイ】
専用車移動 訪問先
FED、アンダマンディスカバリーズ
タレーノーク村
ホームステイ


8月8日(水) 【ホームステイとふりかえり】
専用車移動 訪問先
新タレーノーク小学校
クラブリ ホテル

8月9日(木)  【バンコク経由で帰途】
【(オプション)バンコク・スラム訪問】
朝市体験 →ふりかえり
《専用車》プーケット空港へ早朝出発
《航空機》プーケット空港 – バンコク バンコク自由行動
( オプション ) スラム訪問、ドゥアンプラティープ財団訪問
《航空機》バンコクスワナプーン空港から深夜発便で日本へ
8月10日(金) 【帰国】
朝 日本着 解散

◆ツアーの価格や申し込みはこちら

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