ワン・ワールドフェスティバル無事終了とキルギスのさをり織り

2月3日4日に開催されたワン・ワールドフェスティバルへの出店は無事終了しました。ありがとうございます。

今回、ブースを出していて感じたのは、ご縁です。

当ブースのさをり織りを見て「これ、キルギスで見たものに似ている」と言った方がいらっしゃいました。実は、ツナミクラフトの扱っているタイの津波被災地のさをり織りと、中央アジアの小さな国キルギスのさをり織りとはつながっているのです。

キルギスにさをり織りが伝わったのは、いまから10年ぐらい前です。
そのキルギスにさをり織りを伝えた方がさをり織りに出会ったのが、スマトラ島沖地震の津波の直後のタイの被災地なのです。
いま、ツナミクラフトがタイのさをり織りを販売しているのは、この方のおかげでもあります。

この方は、大学を卒業直後、大学の先生の薦めと応援でタイの津波被災地に行きボランティアを始めました。その後、この方は当初のボランティア赴任先の隣で実施していたさをり織りと出会います。そして、イギリス人のカレンさんが立ち上げたツナミクラフトセンターでのボランティアになります。私は、この方がいたから継続して被災地から被災者の作った作品を輸入できると思い、フェアトレードの精神に則った輸入を始めました。

それから半年後、この方はボランティアの任期を終えた後、帰国し、実家のある仙台でさをり織りを習い。海外青年協力隊に応募して、採用されキルギスに赴任して、キルギスにさをり織りを伝えました。
キルギスは、ソビエト連邦が崩壊したのち、政権が不安定になり経済が停滞するなど、複数の理由から自殺率が高くなっていたそうです。そこで、タイの津波被災地で心の癒しとして効果を上げたというさをり織りを導入し、生きがいをつくるアイデアを思いつき導入しました。
お手本になったのは、タイのさをり織りなのですが、手に入る素材が違ったりするので、同じアイデアの作品も全く風合いの違う作品になっていました。
自殺を防ぎたいという想いで始めたのですが、効果があった一方で、防げなかった事もあったと聞いています。なかなか一筋縄ではいきません。

任期を終えた後も、次の隊員が事業を引き継いたそうです。
ワンワールドフェスティバルの会場で聞いた話では、キルギスでは手仕事を通じて女性の自立を促したり、心のケアをしようという協力隊のプロジェクトが流行っているそうです。
まさか、ここでキルギスの話が聞けるとは思いませんでした。
いろんな国際交流イベントに出てみるものですね。