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【タイ】南部ツナミ被災地で311式典の祈り
配信日時:2018年3月19日 9時15分
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2018年3月11日、タイ南部パンガー県カオラックのツナミメモリアル公園で、東日本大震災の犠牲者へ祈りを捧げる式典が行われた。

式典は、毎年同地をスタディーツアーで訪れているツナミクラフト(代表:東山高志氏)が企画。日本からツアーで参加した京都府の龍谷大学の学生らと、パンガー県内にあるツナミ孤児の保護をきっかけに設立された児童養護施設の子どもたちが、手作りの横断幕と日本とタイで多くの人が手織りで繋いだ「さをり織り」の布を、スマトラ沖地震のツナミで内陸部3キロ地点まで流された王室警備艇に飾りつけた。

式典には、旅行で現地を訪れていた欧米人や日本人、またプーケット在住の日本人も駆けつけた。子ども達が谷村新司氏の「花」をタイ語と日本語を織り交ぜて合唱したあと、ツナミの発生時刻に合わせて、参加者全員による黙祷が捧げられた。

カオラック地区は、被災時タイ国内で最大の犠牲者が出た地区として、世界各国から支援が寄せられた。また、政府と自治体、民間の協力による復興事業も多く行われ、現在では観光地として被災前よりも多くの人口を抱える。

式典を主催した東山高志氏は「昨年も同様の式典を行ったのですが、今年は昨年12月24日に亡くなった児童養護施設の施設長だったロッジャーナ・プレスリトーンさん(享年52歳、バーンターンナムチャイ財団)の追悼の意味も含めました。彼女は、19歳の時、日本で人形劇を学び、それをきっかけにドゥアンブラティープ財団のスタッフとして働き子供たちの心のケアを行い、バンコクスラムの生活から、児童養護施設の施設長になりました。ご縁があり、大好きな日本が東日本大震災で大きな被害を受けたことに心を痛め、日本の子供たちの事を心配して、2012年4月に福島県郡山市などを訪問したほどの人でした」と語り、多くの見ず知らずのタイ人が、今も日本の被災地の復興を祈っていることを知っていただければと思いますと続けた。

【執筆:そむちゃい吉田】