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体験学習として得るものが多いNGOの海外スタディツアー

体験学習として得るものが多いNGOの海外スタディツアー

NGOの海外スタディツアーに参加するさまざまなメリット?

いろんな人と出会える 友達ができる

NGOの海外スタディツアーでは、NGOの職員の方のほかに、現地で様々な問題に取り組んでいる方たちと出会えます。現場の方と話す事で貴重な話を聞けます。

あるNGOが調査をしたのですが、スタディツアーに参加する人は、友達同士ではなく、1人で参加を決める人が9割以上に達するそうです。1人で参加したスタディツアーも、帰ることろにはたくさんの友達ができている事があるそうです。いろんな大学や学校からの参加者があるときは、他の大学のことを知ったり。同じ学校でも違う専攻の学生と交流ができたりします。

自分が成長できる

観光では行けない場所に行き、いろんな人と出会い、様々な経験や学びを通して自分を変えたり成長する事ができます。
自分の思っていたことに対して確信を持てるようになる方もいれば。何事にも積極的に参加しようと思えるようになったり。
また、小さな事かもしれませんが、人との接し方を学んだり、思い悩んでいたことが取るに足らない事だと気が付いたり、いままで食べられなかった食べ物が食べられるようになった参加者もいます。

スタディツアーは、なにかしら自分が変わる事が出来るチャンスの多い旅です。

社会を変えるアクションができる

社会貢献をしたいという若者がたくさんいます。NGOの海外スタディツアーに参加する事で、社会を変えるアクションに参加することができます。

ツナミクラフトのスタディツアーの参加者には、ボランティアのリーダーになったり、フェアトレードの活動をする方もいます。

就活にも生かせる貴重な経験

NGOの海外スタディツアーに参加する学生は少数派です。ですので、その経験は就職活動時に採用担当者の印象に残りやすいという強みがあります。
もちろん、採用されるためには、しっかりとした志望動機を持つことと働くのに必要なスキルを磨いておくのが基本です。そのうえで、スタディツアーで見聞きした事、考えた事をまとめ、伝えられるようにすると良いアピールとなります。

スタディツアーに参加する限りは、何を学び取るのか、自分の目的をもって参加しましょう。自分のやりたいことを見つけるという目的で参加してみるのもありです。普段とは違う暮らしをしながら、現地の方やNGOの職員の方や他の参加者と交流して、自分の目指しているものは何かを見つけるのもよいかもしれません。

ところで、ある大学の職員の方から聞いたのですが、語学短期留学はアピールにならないばかりか、就活に不利になることが多いそうです。英語体験以外の目的を持たずにリゾートで実施される語学短期留学は、遊びに行ったのとあまり変わらないという評価をされているようです。なんでも良いので目的をもって海外へ旅する事は大切です。

短期留学よりスタディツアーの方が学べる?

スタディツアーから帰国して海外生活について落ち着いて自分の中に落とし込んだうえで、繰り返してスタディツアーに参加する方が、連続して滞在するより学びが深くなります。

3ヶ月とか半年間の海外留学プログラムは、入学希望者へのウリになるので導入する大学が増えています。留学という言葉の響き、とても魅力的ですよね。
ところが、うまく留学がマッチすればよいのですが、順応できずに長期間を過ごして学ぶどころではなかったり、同じ場所に滞在するので暮らしが単調になりだらけてしまったり、逆に順応しすぎて遊んでしまったりするリスクがあります。

スタディツアーは1~2週間という短期集中での海外体験となります。なので、慣れない暮らしが長期に及ばないというメリットがあります。また、短期間のために集中して学べます。
その後、日本に帰ってからじっくりふりかえったり、学んだことをさらに調べるなどをすると学びが深くなります。できれば、単に参加して終わりにするのではなく、スタディツアーで体験した事を文章にまとめてみたりミニ報告会を開いて発表をするとよいでしょう。

さらに、再びスタディツアーに参加することで、学びを積み重ねることができます。
同じスタディツアーに参加するのではなく、違うスタディツアーに参加し違う環境で違うものの見方を体験する事で見識が広がります。


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