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新型コロナウイルス騒動の中、タイに行って帰って来た。

新型コロナウイルス騒動の中、タイに行って帰って来た。

2月7日~14日に関西空港からタイに行って帰ってきました。

関西空港に行くとマスクと防塵メガネをかけているヨーロッパ人がやたらいてびっくりしました。空港職員はマスク着用です。

タイ航空の飛行機に乗ると、客室乗務員は全員マスクと手袋です。
この日は何故か機内の安全設備などのビデオが不調で、エアバスA380の機内で客室乗務員の生実演が見られました。

タイの祭日「マカブーチャ」とその代休の連休前の便だったのでタイ人のお客さんは少なく、日本人が多かったせいか、機内食がが偏って注文されていたのか私の席では選択肢はなくなっていました。

バンコクのスナワブーン空港につきました。
タイ人のしているマスクの色は薄い青緑色をしているので、すぐタイ人だとわかります。
体温のチェックをしているらしいのですが、気が付きませんでした。日本の検疫が使っている方式のものと同様のビデオカメラで体温を測るものが使われているらしいです。

空港には中国人らしき人はいませんでした。中国政府による団体での渡航規制のせいでしょうか。

ここで、国内線に乗り継いでプーケット空港に向かいます。
こちらでも客室乗務員はマスクと手袋着用です。

プーケット空港につきました。
ハイエースに乗ってプーケットタウンの宿に行きます。
タイでは、バスやタクシーの運転手や観光ガイドにコロナウイルスの感染者が出たので、運転手さんやガイドさんはマスク着用です。
タイ、とくにプーケットは観光で食べているので、感染症には気を使っています。

2005年当時のネタTシャツ

2000年過ぎからプーケットは観光被害が多かった。
2001年ニューヨークの同時多発テロ、2002年SARS、 2003年鳥インフルエンザ、 そして2004年津波と観光被害に遭って、まだ生きているって自虐ネタのTシャツが売られていたのですが。
それだけに、観光へのマイナス要素を減らしたいという気持ちが強い地域ということもあるかと思います。

ホテルの朝食ですが、普段はブッフェスタイルなのですが、メニューから選ぶスタイルになっていました。しかも春節休み明けでこれです。おそらく中国からのお客さんの大量キャンセルがあったものかと思われます。

プーケット島内は、団体の大型バスが少なく、渋滞も少なくてスムーズでした。

パンガー県内に入ると、もともと中国からの観光客が少ないので、特に何も変わらすでした。ラノーン県の村も全く影響なく、コロナウイルスと聞いて「トヨタ・コロナ」とか言ってました。

ウイルスは一般的に気温20度以上湿度50%以上だと活性化しないので影響が少ない事もあるようです。タイではウイルス性であるインフルエンザはエアコンが利いていたりするところばかりにいる人がかかる金持ち病という印象もあるので、そのせいもあって縁遠いのかもしれません。

13日にプーケット空港に戻ってきました。プーケット空港にはビデオカメラを使った体温チェック器はなく、1人1人非接触式の体温計で体温を測らないと出国審査を受けられませんでした。

バンコクから関西空港までは、往きよりもタイ人のお客さんが多かったのですが少ない印象でした。

タイに行ってきた感想として、コロナウイルスに関しては、空港など人が多くエアコンの利いたところは気を付けた方が良いが、他は全然大丈夫という感じでした。

もしかすると、東京や名古屋など日本より安全かもしれないぐらいの勢いです。

マスクは品薄気味。各所にアルコール消毒の液とかが置いてますが、できればアルコール等の除菌作用のある濡れティッシュを持って行き、手洗いをした方がよいと思いました。これって、日本国内と同じですよね。

朝に関空についたので、通勤電車を避けてラピートに乗ったらガラスキでした。中国人観光客、韓国人観光客が減ると日本の観光業は大変なんだと実感しました。
ラピートはうまく使うと満員電車を避けられるのでお勧めだと思いました。バスより密室度が低いですし。

ラピートの車内

さて、2月19日にタイ政府が、日本からの乗客に対して、体温が高い人に関して入国制限を設けるという発表がありました。
タイに行けは、生姜を食べれば風邪が治っちゃうってことがよくあったのですが。今回はそういうわけにもいかなそうです。日程に余裕をもって、日本国内と同じようにウイルス対策をしてタイへの旅行を楽しんでください。

新型コロナウイルス対策は、インフルエンザや風邪対策にもなるようですよ。
過剰な反応をせずに、普段から普通に衛生管理をする習慣をつけてみるのも良いかもしれませんね。

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