7月17日の夕方頃、インドネシアで大きな地震が発生し、津波が発生した。
そのときは、プーケットに滞在し、現地の人と会っていた時だったのだが、携帯電話が鳴り、津波の事でいろんな情報が交錯した。
タイでの夕方5時頃のNHKニュースで放送されたということで、いろんな噂が出回った。たとえば「プーケットに夕方7時頃に津波が到達する」というものだ。
みんな、それぞれ携帯電話を掛けたりと情報を交換するのだが。情報が錯綜するだけで、結局は、試験的に運用を始めた連絡網が、日本大使館からの公式情報を伝えるということで、情報が錯綜し、おかしな行動に出るという事はなく済んだようだ。
2004年の津波を経験した後に、それぞれ忙しい中でいろいろと討議して実施した結果がこういう形でいきなり成果を上げた形となった。
しかし、タイで普及しているプリペイド式電話は、電話を一定期間掛けないと、電話番号が消滅してしまうため、せっかく名簿に記した電話番号に電話が掛からないという事が発生し、今後の課題となった。
プーケットの旅行業界の関係者の一人は、もう一度津波が来たら、観光産業が二度と立ち上がれなくなるという危機感をもっている。それだけに、津波の情報に過敏になっているようだった。

その一方で、ホテルに戻ると、予想されていた津波の到達時刻だというのに、何もなかったようだった。客の混乱を避け、ちゃんと判断をして情報を流さなかったのか、情報がそもそも流れてこなかったのかどっちだったのだろう。

プーケットに配備されている津波警報システムは、国際観光地ということで多文化多言語への対応として、日本語を含んだ6カ国語で放送されるが、その分、自分のわかる言葉が来るまでの時間が掛かるという欠点がある。しかも、コンピュータに登録された自動音声なので、どこを震源とした地震なのかという情報かわからないという欠点がある。
それでも、今回は、この津波警報装置が作動したのだろうか。

ジャワ島では、津波の情報が流れなかったという事が報道されていたが、情報が流れたとしても、その情報の流し方によっては、混乱という二次災害が起きる。
災害の情報をどう流せば適切なのか、本当に悩ましいところだ。

[CANPAN blog STILL ALIVE より]