「イーストピアみやこ」さをり織り特別展 無事終了
2019年5月4日5日に「イーストピアみやこ」多目的ホールにて「被災地をつなぐさをり織り」の展示を行いました。
「イーストピアみやこ」は、宮古市役所の本庁舎、保健センター、市民交流センターを兼ね備え2018年10月にオープンした新しい施設です。三陸鉄道とJR東日本の宮古駅に隣接し、東日本大震災から復興した新しい宮古市の象徴とも言える施設です。
三陸さをりプロジェクトは宮古市で織り始め、岩手県沿岸部で草の根的な活動を続け 7年半。ついに宮古市役所で展示となり。感無量の思いでした。
展示とワークショップの2部構成です。
展示は、多目的ホールの設備をフル活用。バトンに布を吊るし、その手前の巨大なスクリーンに「被災地をつなぐさをり織り」がどのように出来あがって来たかの映像を流しました。また、可動式の座席にも布を展示して、客席を展示スペースとして使いました。ステージ側から客席側をみると、布に取り付けた写真のせいなのか。観客席がお客さんで埋まってるように見えます。
会場には民族楽器の音を流し。場所によって違う音が聞こえるようしました。
ワークショップは、多目的ホールの手前で実施しました。
織り機を4台設置して体験織りを実施しました。織りつなぎと、作品が持って帰れる2タイプの体験ができます。また、宮古の近隣の地域の作家さんが作った作品も展示しました。
2日目の5月5日は、同じ建物内で日本舞踊が行われたり、 岩手日報に記事が載ったことで、2日目だけで230人近くの方が見に来てくれました。
2019年ラグビーワールドカップに合わせるかのように急ピッチで工事が進められた三陸道により広範囲での移動が楽になったため。北は久慈、南は大船渡と広範囲からお客さんが来ました。
一方で宮古市内から来られた方の中には三陸鉄道の回数券で見に来られた方もいました。
今回は、急きょ実施した募金のおかげで無事に実施する事が出来ました。
そして、イーストピアみやこ、三陸沿岸のみなさまのご協力で実現できました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
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