青山学院大学から報告書が届く [2010年04月09日(Fri)]
青山学院大学国際交流共同研究センターから「平和構築における文化イニシャティブの役割」の印刷物が届きました。
このうち一冊には、昨年実施したアンダマンスマイル展の事が書かれています。
「平和構築における文化イニシャティブの役割」という研究は、紛争や大規模災害などにあった方が、文化の力を使い、平和の状態にし、維持していくことを研究しているもので、青山学院大学と国際交流基金とで共同研究を行っているものです。
今回の印刷物は、日本の様々な事例の冊子『平和の為の文化イニシャティブの役割-Good Practices-』と、ロンドンでイギリスとアイルランドの専門家と行ったラウンドテーブルの報告書『Fostering Peace through Caltual Initiatives』です。
平和のための文化活動というのは、効果があるだろうとは認識しているものの、学術的な研究やノウハウがシェアされていない盲点的な研究です。
9.11以降、宗教など文化の衝突が紛争や戦争を起こすように思われていますが。
私は文化が紛争や戦争の原因ではなく、内向きというか身内意識の強化など社会意識と経済的な問題が実際の原因で、文化が利用された面が多いと考えています。
それだけに、文化活動を通じて、社会の問題を解決していくことに期待しています。
冊子は「青山学院大学国際交流共同研究センター」で入手できると思います。
興味のある方はどうぞ。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
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