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国分寺カフェスローで展示・販売 [2011年08月14日(Sun)]

国分寺カフェスローで展示・販売 [2011年08月14日(Sun)]

国分寺のカフェスローで展示販売してきました。

たった一日でしたが、カフェに来てくれた方に体験織りもしてもらいました。

織りものがあるスローライフいいですよね。

そうそう、カフェスローには縄文時代の織り機が置いてあります。

縄文時代の織り機で裂き織りをしているところです。

織り機としては原始的な縦型の織り機。
もしもとは木の枝を利用していたようで、紀元前8000年にはあったそうです。
つまり、織物の歴史は1万年あるのです。

プルトニウム239の半減期が2万4000年以上って事考えると。半分になるまで織物の歴史の2倍かかると思うと。将来の放射性物質の管理はほぼ絶望的な気がしてしまいます。

古い織り機というと・・・・

宮古市の津波に遭った古民家の蔵の中から出てきた「糸繰り」も展示しました。
何十年も使われてないもので、巻かれた布は100年ものの可能性も。
この民家には、南部藩の紋章の入った釘が使われていました。
いやいやびっくり。

以前は、宮古でも絹織物が盛んで、一度、遠野に出荷して遠野ブランドで全国に売られることがあったそうです。
いわゆるOEMですね。
但馬牛を神戸で捌く事で神戸ビーフになると似たパターンとも言えるかも。

それはさておき、カフェスローにこんな三陸関連アイテムも。

10メートルの津波に遭ったにもかかわらず再開した釜石の工場で作ったペレットストーブ「クラフトマン」がありました。

電気を使わないペレットストーブです。
3.11の後、電気が復旧しない間、多くの人を温め続けたストーブです。

送風や排気、ペレットを供給するために、外部電源を必要とするペレットストーブってけっこう多いのだそうです。
例えが悪いですが、東京電力の福島第一原発もそうですが、外部電源に頼らないと動かないシステムって非常時に弱い。

特に寒冷地で電源喪失したら暖が取れなくなるというのは命に関わります。
便利さだけでなく、セキュリティも考えて、ストーブを選びたいですね。

 [CANPAN blog STILL ALIVE より]

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