糸で繋がる [2008年06月27日(Fri)]
明日から、タイの津波被災地のさをり織りの工場に行くのですが、ある人に託されて糸を持っていくことになりました。
タイの特に田舎では手に入りにくい、ラメ入りの細い糸。
このままでは、さをり織りに使いにくいので、普段使うさをりの糸に添えてワンセットにして横糸に使うと、少ない糸でもラメの効果が出るそうです。
それにしても、この袋、Hokkaidoって書かれてるのを見つけて、夕張にたくさんの糸が届いたことを思い起こしました。
糸を送ること、そして、出来上がった作品を手にすること、そこで、作者と消費者(この言い方よくないよね。大切にしてくれるのに消費者というのは申し訳ない)が繋がる。
そういう関係って素晴らしいですよね。
夕張で聞いたのですが、TERUさんが毛糸を送ってほしいと言ってから1年以上経つわけですが、今でも時々ブログを見て「毛糸を送ってもいいですか」って、手織り工房レラに連絡して、それから糸を送ってくれる方がいるそうです。
そういう、糸を通してのつながりって、素敵ですよね。
[CANPAN blog STILL ALIVE より]
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