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ナイジェリアの地せっけん [2007年07月14日(Sat)]

ナイジェリアの地せっけん [2007年07月14日(Sat)]

下北沢にあるツナミクラフトの新しい取扱店に商品を納品してきました。
この店は「African Forest」というお店で、アフリカ雑貨とともに、オーガニックコスメなども販売しているお店です。
ツナミクラフトの手作りハーブ石けんって、アフリカの商品を扱っているお店に人気で、何故だかアフリカがらみの商品と一緒に売られるケースが増えています。
下北沢のピーコック側を降りて、ぐるっと廻ると昔の「東洋百貨店」と言われる小さなお店がいっぱい入った建物があります。そこの中に、ジャンベなどアフリカの楽器が並んでいるお店があって、そこが「African Forest」です。
ナイジェリアを中心としたアフリカ雑貨がいっぱい。ナイジェリアのビデオCDがマニア度が高い。ジャンベもガーナ製なので、ちょっとだけ相場より安めです。
また、この店は、特にフェアトレードショップと謳わず、さりげなくフェアトレード品が売られているのも特徴です。気に入った物を買えば、いつのまにかフェアトレードになっているって感じです。

そんな素敵な商品の中でオススメなのが「Dudu-Osun」という黒い石けん。

左側が「Dudu-Osun」
右側が「シアバター」

この石けんは、西欧文化が入る前から作られていた、椰子の種の油とココアの殻の灰を煮詰めたという伝統的手法で作られた石けんがベースです。
この「Dudu-Osun」は、伝統的石けんにプラスして、地元でとれるワイルドハニーやシアバター、アロエ、 レモンなどを加え柑橘系の香りがする石けんとして出来上がりました。
ナイジェリア製です。

ちなみに、ナイジェリアでは、「Born Again プロジェクト」という面白いプロジェクトが行われていて。日本の不要物をナイジェリアで売り、ナイジェリアで見向きもされなくなった伝統的な商品をフェアトレードで輸出し日本で売ることによって、イパポ村での深井戸を用いた石鹸つくりによる村おこしの資金にするって事が行われています。

お隣に置かれている「シアバター」は、アフリカの乾燥地帯に育つシアの木から採れるナッツを粉砕し、煮詰め、かき混ぜて作る植物性バターだそうで、ガーナのクリスチャン系のNGOメンバーが作っています。
油点が人肌の温度に近く、肌に塗ると、すっとなじむのが特徴で。ヨウ素が多く含まれているので殺菌効果もあるとのこと。頑固な手あれ、肌荒れ、アカギレとかにも効きそうです。
今の季節より、冬場に役に立ちそうですね。

アフリカの生活の知恵が詰まっていそうな商品たちです。

そんなことで、素敵なアフリカの商品とともに、タイのツナミクラフトのハーブ石けんを置いてもらえるのはとても光栄です。

☆ショップ情報☆

African Forest
営業時間/12:00~20:00
下北沢 東洋百貨店内
http://africanforest.jp/

[CANPAN blog STILL ALIVE より]

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