タイ南部でワイルドスピードシリーズ9作目を撮影
2019年7月1日から27日まで、タイ南部のプーケット県、パンガー県、クラビー県、スラタニ県で、ハリウッド映画の人気シリーズワイルドスピードの9作目の撮影が行われるそうです。
タイのフィルムコミッションや撮影スタッフなどタイの映画産業への支払いで、タイに対して3億4000万バーツおよそ11億円の利益をもたらそうです。
公道での撮影が行われるかは不明とのこと。
タイ南部は、映画によって知名度が上がり国際観光地となった経緯があります。
まず、1970年代最初の「007黄金銃を持つ男」です。パンガー県に敵の秘密基地の岩があります。約50年前の映画ですが、未だにこの秘密基地の岩を見に行く観光客が多い。ロジャームーアとクリスタファーリーが対決します。
そして、レオナルドデカプリオの出ている「ザ・ビーチ」。
これも20年ほど前の作品。究極のビーチとしてクラビー県のピピ・レイ島が出てきます。こちらは、観光客が来すぎる「オーバーツーリズム」になり、自然破壊が進んだので、ここ数年立ち入り禁止になるそうです。
そして、スマトラ島沖地震の津波の実話をもとにして作った「インポッシブル」。
今は、スパイダーマン役で人気の俳優のハリウッド映画デビュー作です。
舞台はツナミクラフトのスタディツアーの訪問地域ズバリです。
実際にスタディツアーに使っているホテルで撮影が行われていたそうで、フロントにナオミワッツとユアンマクレガーの写真が飾ってありました。
ツナミクラフトのスタディツアーでは、この映画の聖地訪問と言っていいような状態です。
クライマックスのあのシーンはここで撮影したとか、スタディツアーでご案内をすることができます。
ツナミクラフトのスタディツアー の情報はこちらへ。
このほかに、韓国のテレビドラマなんかでもプーケットが使われている事が多いようです。
そして、今度はついに、ワイルドスピードシリーズがタイで撮影です。7作目で撮影中に交通事故で亡くなったポールウォーカーと戦ったのがタイのアクション俳優のトニージャーでした。劇中でもタイ語喋ってます。そんなことでタイと縁のあった作品だったので、ついに来たという感じです。
「ワイルドスピード」シリーズは、タイのコンビニでもDVDが売られているぐらい人気があるのですが。アジアを舞台にすることで世界中に映画を売るのが、ここんとこのハリウッド作品の傾向なので、その流れに乗った面もあるかと。
さて、どの場所で撮影するのか楽しみです。
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