2020春Bコース 海の少数民族モーケンを訪ねる旅 10日間 《COVID-19等により中止となりました》
海の民モーケンの暮らしを堪能できる10日間
旅程 2020年3月6日~15日 8泊10日 食事23回付き
旅行代金 240,000円 学割料金 230,000円 各種割引制度を利用して21.5万円から。
《学割制度》 学生、教員、教育関係者、研究者、災害復興関係者、災害当事者は1万円割引。
テーマ【海のくらし】
アジアの多島海には、船を住まいとする民族が各地に存在した。そのような人々は漂海民と呼ばれ、モーケンはその最後の漂海民として有名だ。 今や特定の島に家を建てて暮らすようになったが、「海のスペシャリスト」として今なお海と向き合う生活を営む。木造船を自由に操舵したり、素潜りで して今なお海と向き合う生活を営む。彼らの姿に僕は惚れた。このツアー終了後、日本人のモーケン・ファンがきっと増えていることだろう。
海域アジア研究者 鈴木佑記(博士、国士舘大学教員)
タイのアンダマン海岸で自然と調和し船を住まいにして暮らしていた漂海民モーケン。2004年スマトラ島沖地震以降、素潜りで水深20メートル以上潜るたぐいまれなる身体能力、海原の獲物を逃さない強力な視力、口承伝承で津波から逃れたなどで知られるようになりました。現在は島などに定住化していますが。その伝統的な暮らしを2つの異なったモーケンの村て体験し、モーケンの文化と現在を学べるのがこのスタディツアーです。
【アクティビティ】シュノーケリング、ボート漕ぎ、水上生活の船でリラックス、やり投げ、かご作り、モーケンの家でリラックス、海水浴、漁師体験、サファリ体験、砂錫精製体験、鳴き砂、マングローブ探検、ホームステイ、など
★シュノーケリングの道具類は無料レンタルです。
【充実のガイド態勢】日本からツナミクラフトのスタッフが全行程参加。タイ国内ではタイ政府観光庁のライセンスを持つ英語でコミュニケーションが出来るガイド、2つのモーケンの村それぞれのローカルガイド、5名以上の参加者がいる場合は日本語・タイ語通訳がつきます。万全の安全管理。無理することなく実施できる環境保全指導。文化や自然などなにか聞きたいときや、何か困った時もいつでも対応します。緊急キットを常備し地域の医療機関とも連携しているのでもしもの時も安心です。
2つのモーケンの暮らしを体験
モーケンには、言語学的な特徴からモーケンとモクレンに分かれているとか、島モーケン、陸モーケンに分類できるとか、ミャンマー国籍とタイ国籍に分かれているなど、いろんな分類や区分けが考えられています。それだけモーケンには多様な生活形態や文化があるということです。
複数のモーケンの集落を訪問する事で、モーケンの多様な文化や、近代化の影響を時には笑い話として聞きながら学ぶことができます。
【旅程】
1日目~2日目 出国~タイ南部と2004年の津波を学ぶ
1日目 3月6日(金) 移動日
航空機:午前中の便で出発⇒バンコクで乗り継ぎ⇒プーケット国際空港 専用車:空港⇒ホテル
宿泊:プーケット市 プーケットメルリンホテル及び同等クラスのホテル 食事:×☆(機内食)×
2日目 3月7日(土) タイ南部と2004年の津波を学ぶ
専用車:カオラック、ナムケム村を経由して、クラブリへ
訪問先:津波メモリアルパーク、市場、さをり織り研修センター
宿泊:クラブリ町 ブンピアリゾート及び同等クラスのホテル 食事:〇〇〇
3日目~5日目 海のモーケンの住むスリン島2泊3日
クラブリ港から60キロ沖合にあるスリン島。スピードポートで90分で移動できます。
5月から10月までは南西からのモンスーンの影響で海が荒れるなど理由で住むことが許可された住民以外入島できません。ミャンマーも近く、船で一時間ほどでミャンマー領海に行けます。
スリン島国立公園は、白い砂浜のビーチ、生い茂ったジャングル、透き通った海、そしてタイで最高のサンゴ礁のある楽園です。また、タイのアンダマン海岸で、自然と調和して生きてきた伝統的な漂海民であるモーケンの本拠地でもあります。モーケンは近代化の課題に直面しています。文化を保護することを目的としてこのプログラムを作りました。彼らは敬意を表することのできる訪問者と彼らの生活様式を体験共有することを歓迎しています。
このツアーは、この熱帯の楽園の住民である先住民のモーケンと共に、スリン島のユニークなプライベートツアーとなっています。モーケンライフに浸り、アンダマン海の水晶のような海でシュノーケリングをしながら、スリン諸島の自然の美しさに浸れます。このツアーに参加して、モーケンのユニークな文化を保護してください。
スリン島内での滞在について
スリン島国立公園、ビーチのテント、寝具付きです。電気は発電機により午後6時から10時まで使用できます。
国立公園本部付近には太陽電池と蓄電池を利用した携帯電話基地局があるので、インターネットの接続は可能ですが。利用者が多いと夜半には使用できなくなり。翌朝の午前中も電話が使えない場合があります。節度ある利用をお願いします。
スリン島内は、環境保護のためゴミが管理されております。持ち込みを極力避け、島内で提供されるものを食するなど、ゴミを出さないようにしたうえで、発生したゴミは分別ルールに従って捨ててください。
スリン島国立公園内のモーケンの集落は、2019年2月3日の火災により85棟のうち 65棟が全焼しました。2019年4月にタイ政府により住宅の再建が完了ましたが。その後、住民らにより住宅を改装するなどで以前の暮らしに近づけております。 ツアー代金の一部はモーケンの文化を守る住民グループの活動支援になります。
3日目 3月8日(日) スリン島(国立公園キャンプ1日目)
専用車移動:クラブリ⇒港 高速船:クラブリ港⇒スリン島 専用船:スリン諸島内
訪問先:モーケン居住地区、シュノーケリングポイント
宿泊:スリン島国立公園内キャンプ場(テント) 食事:〇〇〇
- 早朝に宿泊施設から専用車でクラブリ港への移動、スピードボートでスリン島国立公園へ90分の船旅。
- スリン島に到着後、国立公園本部のテント宿泊施設にチェックインします。
- 青い海と白い砂浜で穏やかなビーチでリラックス。
- 国立公園のレストランでタイのランチをお楽しみください。
- モーケンのガイドに会い、シュノーケルツアーに参加。海のジプシーの水中生活、彼らが水中での生活にどのように適応したか、そしてなぜ彼らがそれを愛しているかをご覧ください。モーケンのガイドが海で泳ぐウミガメやサメを見つけてくれます。
- モーケンのガイドで一日を終え、自由時間のために公園本部に戻ります。
- 国立公園のレストランでの夕食。
4日目 3月9日(月) スリン島(国立公園キャンプ2日目)
専用船:スリン諸島内
訪問先:モーケン居住地区、シュノーケリングポイント
宿泊:スリン島国立公園内キャンプ場(テント) 食事:〇〇〇
- 公園本部での朝食。
- 地元のガイドに会い、モーケン村へのロングテールボートで移動します。村を巡るツアーは、モーケンとその周辺環境との複雑な関係についての説明を受けます。明るい色の「スピリットポール」とモーケンの家について学びます。
- 手芸ワークショップでモーケンの伝統的なアートワークを学びます。森に生えているパンダナスの葉を使用したブレスレットを編みます。お土産として持ち帰り、自宅で友人に見せびらかしちゃいましょう。
- モーケンのガイドの家でお弁当を食べてから、伝統的なモーケンの家について学びます。
- 午後のアクティビティ:ジャングルでのハイキング。薬草、食用種、伝統的な屋形船「ガバン」の建設に使用される植物など、有用な植物をガイドが教えてくれます。
- シュノーケリング:モーケンガイドによるサンゴ礁探検。ガイドはあなたをカラフルな熱帯魚のワンダーランドに連れて行ってくれます。印象的なモーケンの水泳テクニックを目の当たりにすることができます。
- 公園本部に戻って、ビーチを散歩したり、リラックスしたり、夕日を楽しんだりする自由な時間をお楽しみください。
5日目 3月10日(火) スリン島(国立公園キャンプ3日目)
専用船:スリン諸島内 高速船:スリン島⇒クラブリ港 専用車:クラブリ港⇒クラブリ
宿泊 クラブリ町 ブンピアリゾート及び同等クラスのホテル 食事 〇〇〇
- 公園本部での朝食。
- モーケンの手漕ぎボート「チャバン」を漕ぎ、槍釣りの方法を体験します。
- モーケンの音楽:モーケンの人々の物語や歴史を伝える美しい歌を歌います。モーケンの音楽はその日のガイドの気分によって披露されます。
- 公園の本部に戻って昼食をとり、荷物をまとめて島からの出発の準備をします。
- スリン島をスピードボートでクラブリ港へ。クラブリの町に戻ります。
6日目~8日目 陸のモーケンの住むプラトーン島 2泊3日
トゥンダップ村は自然の美しさに囲まれています。この村はアンダマン海に面した船でしかアクセスできないプラトーン島にあります。プラトーン島はスリン島と同じクラブリ郡にあります。北からラ島、プラトーン島、コカオ島と南北に3つ並んだ本土に近い島の真ん中に位置しています。 88平方km の平坦な島で、島の中心部にはサバナが広がっています。西側には9kmに及ぶ静かなビーチがあります。ビーチの一部には鳴き砂が見られます。島内は島の村人の家をつなぐ 1車線の道路のみでコンビニはありません。輸送は、足、自転車、またはトレーラー付きの小型トラクターで行われます。
小規模の漁業が主な 収入です。村人は地元の桟橋で魚、イカ、カニを販売しています。その他の収入源は、魚の養殖と林産物の採取です。
ココナッツは豊富で、新鮮でジューシーな飲み物として提供されます。
トゥンダップ村の学校は海から1 kmの距離にありますが。児童数が10人未満なので閉校となっています。
なだらかな波が浜辺に優しく波打つ姿は、モーケンの村人の歴史を思い出させるものです。
しかし、スマトラ島沖地震による津波のときは、18メートルの津波が押し寄せました。
それでも、トゥンダップ村は、リラックス、水泳、ハイキング、探索に最適な場所です。
6日目 3月11日(水) プラトーン島(ホームステイ1日目)
専用車:クラブリ⇒トゥンローン港 専用船:トゥンローン港⇒プラトーン島 トラクター:プラトーン島内
宿泊:トゥンダップ村 ホームステイ 食事:〇〇〇
- 朝に専用車にてトゥンロン港へ移動します。そこから、ロングテールボートに乗りマングローブの森を眺めながらプラトーン島に向かいます。約20分の短い船旅です。内海なので波が無く快適です。
- 港からトンダップ村へ短い時間、トラクターで移動します。
- 地元の漁師とイカの罠を作る体験をします。ニッパヤシの葉を使って動物の形して遊びます。作品はお土産になります。
- 人里離れたビーチまでトラクターで移動して、食用のカキの採集、錫採掘について学びます。
- ビーチでリラックスして美しい夕日を楽しんだり、新鮮なシーフードやタイ料理の夕食の準備を手伝うのも良いでしょう。
- ホームステイ家族といろんな話をしましょう。
7日目 3月12日(木) プラートーン島(ホームステイ2日目)
トラクター:プラトーン島内 宿泊:トゥンダップ村 ホームステイ 食事:〇〇〇
- 自家製トラクターの後ろに乗ってサバンナを冒険します。鹿や鳥などの野生動物がいたり、食虫植物などいろんな植物がいます。
- 津波後に作られた復興住宅街に行きます。
- 地元のガイドと一緒にマングローブの森に出かけ、カニや魚を捕まえたり、貝を集めたりします。
8日目 3月13日(金) プラトーン島(ホームステイ3日目)
専用船:プラトーン島⇒トゥンロン港 専用車移動:港⇒モーケンの住む津波復興住宅街⇒ホテル
宿泊:クラブリ町 ブンピアリゾート及び同等クラスのホテル 食事:〇〇〇
- 地元の女性たちと一緒に、地元の「カノムジャク」小麦粉とココナッツから伝統的なモーケンデザートを作ります。
- 昼食後、専用船で本土に戻ります。専用車でクラブリに向かう最中にモーケンの住むメーナンカオ村の津波復興住宅街に立ち寄ります。津波によりモーケンの生活がどのように変化したのかを学びます。
- 夜はクラブリの町にてみんなで打ち上げです。
9日目~10日目 ふりかえりと帰国
9日目 3月14日(土) ふりかえり 帰途
専用車:クラブリ町⇒プーケット空港 航空機:プーケット空港⇒バンコク⇒帰国 食事:〇〇☆(機内食)
アンダマンディスカバリーズの事務所で旅のふりかえりをします。
10日目 3月15日(日) 朝 日本着 解散
このツアーをより深いものにするための本
現代の〈漂海民〉――津波後を生きる海民モーケンの民族誌
鈴木佑記著
めこん
定価5500円+税
A5判・上製ハードカバー・348ページ
ISBN978-4-8396-0295-6 C5500E
お申し込みは
(株)マイチケット・岩井宛
住所:〒660-0084 尼崎市武庫川町 4 丁目 27-1
TEL:06-4869-3444 FAX:06-4869-5777
E-Mail : iwai@myticket.jp 担当:岩井
営業時間:平日 10:00~18:30、土日祝は休業
マイチケットのページ
申込書ダウンロード Microsoft Office Wordファイル形式
■タイトル ツナミクラフト復興タイ験ツアー2020年春Bコース 海の少数民族モーケンを訪ねる旅 10日間 ■日程 2020年3月6日(金)~3月15日(日)関西空港発着 8泊10日 食事23回つき(機内食除く) ■旅行代金 一般:240,000円 学割: 230,000円 一般+友割2:235,000円 学割+友割2: 225,000円 一般+友割5:230,000円 学割+友割5: 215,000円 ※旅行代金に含まれないもの。関空使用料 3,100 円、国際観光旅 客税1,000円、タイ空港税約 2,910 円、燃油サ ーチャージ約7,640 円(2019年11月現在)※燃油サーチャージ費が変動する場合が あります。 ※ 一人部屋指定料金 16,000円 (ホームステイを除く)※ス リン島国立公園内コテージは別途料金にて利用可能な場合が あります。詳細はお問い合わせください。 ■利用予定航空会社 タイ国際航空 ■最少催行人員 3人
■添乗員 添乗員は同行しません。 ※ツアーの呼びかけ団体であるツナミクラフトからスタッフ が全行程参加。タイ国内は現地ガイドがつきます。スリン島、 プラートーン島ではモーケンのガイドがつきます。5名以上の 参加者がいる場合日本語・タイ語通訳がつきます。 ■宿泊 プーケット市:プーケットメルリンホテル及び同等のホテル クラブリ町:ブンピアリゾート及び同等のホテル スリン島国立公園キャンプ場:テント トゥンダップ村:ホームステイ ■申込締切 2020年1月31日 ※航空便の手配など出発前の準備に日数を要します。できる 限り期限までにお申し込みください。 ※期限を過ぎてのお申し込みはお問い合わせください。
■プログラム呼びかけ団体 ツナミクラフト 公式サイト http://tsunamicraft.asia/ ■旅行企画実施 エアーワールド株式会社 大阪市中央区内 本町2−2-14−207号 観光庁長官登録旅行業961号/日 本旅行業協会(JATA)会員 ■問い合せ申込み 株式会社マイチケット TEL 06-4869-3444 FAX 06-4869-5777 担当 岩井 iwai@myticket.jp 営業時間 月~金 10:00-18:30 土・日・祝 休み エアーワールド㈱代理店 日本旅行業協会(JATA)協力会員/兵庫県知事登録旅行代理店業第 142号 総合旅行業取扱管理者:山田和生
※関西空港以外の空港から出発後希望される方はご相談くだ さい。ほぼ同等の料金で利用できます。
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