ポストコロナ時代の観光は、サスティナブル・ツーリズムにシフトせざるを得ない?

一生に一度しか来ない観光客をプロモーションで10万人集めるより、
年に一度はここに来るお客さんを年に500人から1000人増やす

コロナ騒ぎで、いまや世界中が被災地です。
災害被災地に通って15年になりますが。
被災地に一番はやく帰ってくる観光客は「目的が明確なお客さん」。

たとえばダイビングとか、その村が気に入っちゃってすぐにでもどうなっているかを知りたいお客さん。スタディツアーもそうです。
私が2008年よりスタディツアーを始めた理由です。

こういうお客さんは、必ず、すぐにまた来てくれます。

良くない事例ではありますが、コロナ騒動の感染防止による外出自粛要請の中、あるビーチにサーフィンをする人がいたとニュースになりましたが。感染防止の観点ではよろしくないのですが、自粛要請の状態の中でも来ちゃうようなお客さんが、実はアフターコロナ時代にありがたい観光客となります。
ただし、マナーをきっちりしてもらわないと、出入り禁止にならないなど、持続可能なかたちで訪問できないので、観光客のモラルや地域との相互理解が大切になってきます。
サスティナブル・ツーリズムであるかが重要になってきます。

コロナ危機下でのサーフィン客は、自粛要請なので要請に応じる必要は必ずしもないのですが、地域との相互理解という面では問題があります。
ここは大きな問題です。

コロナ危機下では、広報にバーチャルを活用すべしというご意見もありますが。
バーチャル活用をする方向性は「どうしても、ここに行きたい」といかに感じてもらえるかが勝負かと思います。

「どうしても、ここに行きたい」と思わない人は、何かしら理由をつけて旅行に行きません。
コロナ危機以降はこういう人が増えます。

前から考えていた事ですけど。
一生に一度しか来ない観光客をプロモーションで10万人集めるより、年に一度はここに来るお客さんを年に500人から1000人増やす方が良いと考えてます。

これが、移動する人数が少なくなり、持続可能性がますます問われる、ポストコロナ時代の観光戦略として重要になる予感がしてます。