×

台風9号被害の香港

台風9号被害の香港

9月2日に香港を台風9号が襲いました。
この台風は、中国中央気象台によると、2日午前3時30分に広東省珠海に上陸して沿岸を西に進みました。そのため、香港と中国南部地域に大きなダメージを与えました。

香港は2018年に台風22号の被害を受けていますが。それ以降で最も強力なスーパー台風になると予想されたため香港当局が警告を出しました。

昨年の展覧会からお世話になっている通訳のケルビン氏によると、学校、公共機関の閉鎖と、公共交通機関の全面運行停止をするような警告は初めてだそうです。

SNSによると、この台風で海岸部の建物が高波で破壊されたとか、強風で女性が転倒して十数メートル吹き飛ばされたのち立ち上がれなくなるなどの写真や映像がアップされています。また高波が防潮堤を越水し住宅が浸水したとの報道もありました。

さて、8月に関わらせていただいた「織野。惜耶「共生的藝術」生態社群藝術計劃」の会場JCCAC(賽馬会創意芸術中心)のすぐ近くのフットサル場の偉智街遊楽場で9月2日の夜に開催される予定だったユリチュン潮州歌劇団の公演はステージが強風と水害で破壊されたため実施できなくなりました。地域の団体が主催していたとのことで楽しみにしていた方が多かっただけに残念です。

写真は8月31日の公演のもの

さてそのステージはというと、台風が過ぎた後、カラフルな袋に入った貧しい人のためにお米が積み上げられ、まるでオブジェのようなものが残っています。土嚢ではありません。お米です。
石硤尾は1953年の大火災に遭った地域です。また、1961年にも大きな台風の被害があったそうです。

石硤尾の地域は、今回の台風で強風と水害があったそうです。
その原因は高層ビルによるビル風が台風の強風を強くしたことと、がけ崩れを防ぐため、山肌をコンクリートで固めたことで保水力を失ったことと、雨が山に当り降水量が増えたことが水害の原因になったと思われます。
下の写真は、8月14日に石硤尾の西側にある嘉頓山に登ったときの写真です。山は多くの人の手できれいに清掃作業がなされていました。
木は生えていますが、山肌がコンクリートで固められていることがわかります。かつては、がけ崩れに悩まされたのでしょうが、保水力は期待できません。
何十年に一度の台風において、がけ崩れを避けるのか、洪水を避けるのか、どちらのリスクを取るのかの判断は難しいと思いました。

山に登り始めたところに、多くのお供え物がありました。
どういう信仰でこのようなことをしているのかは詳しくはわかりませんが、人々は山という自然に対しての何らかの敬意を表しているのではないかと感じました。

自然と向き合うことで芸術が生まれますし、自然力への敬意から舞踊や音楽を奏で、像やレリーフや縄を飾り、お供え物をします。
人々は、そうやって平和を願っていたのでしょう。
皆様が平穏な暮らしができますように祈っています。

情報提供 CCCD 社區文化發展中心 Kelvin Yuen Mikeneko Solutions | Hosting & SEO

Share this content: